2001年のデジタルクリエーター名鑑


小学館「別冊DIME」2001年11月4日号付録の「デジタルクリエーター名鑑」
当時、@林檎郎というハンドルネームで創作活動をしていた僕は「ネット界のカリスマ1000人」に選ばれて、この「名鑑」にも掲載してもらいました。
中身はこんな感じです。

「デジコミ」部門の中の「パラパラ」というカテゴリーでした。
純粋なアニメーションではなく、パラパラ動画という括りだったのです。

この「梅雨明け」は今でもムービーにして残してありますが、無料ソフトでムービーに変換したためモノクロとなっています。
再生してみると描線がガタガタなのは、当時のモニタの画素数が現在よりも少なかったため、現在の画素数の画面サイズでは拡大されてドットが目立ってしまうからですね。

出版社や広告業者からの問合せもあり、サラリーマンを辞めてデジタルクリエーターとして食べていこうか迷ったものでしたが、今や年金生活を目前にしてみると、「フリーランス(国民年金)にならなくて良かった」とつくづく思うのでした(笑)
この後スマホ時代の到来とともに、若く優れたデジタルクリエーターがどっと増えましたから、僕の能力程度では仕事を失っていたことでしょう。
さて、この掲載によって一部で知られるようになった僕の個人サイトはアクセスが急増したのですが、ゲストブックへの誹謗中傷投稿も増え、僕のハンドルネームを使って他人の掲示板(BBS)を荒らす人が現れるなど、インターネットの怖さを痛感したものです。
この時の www2.tokai.or.jp/web_comic/ というサイトは閉鎖して、今はもうありません。