岬とおるの命日

岬とおるの死を知ってから、初めての彼の命日である。
過去13回の命日を、僕は彼の死を知らずに過ごしてきた。
仕方が無いと解っていても、生きている間にもう一度、逢っておきたかったという後悔は拭えない。
今夜は彼の遺作に彩色をして、勝手にコラボレーションしてみた。
思えば、長い付き合いの中で1枚の合作も無かったな。
これが最初で最後だね。