デジタル作画はハイブリッド

液晶タブレットを購入しデジタル作画を始めて半年、いろいろと勉強していくなかで、現在は写真と作画のハイブリッドがデジタル作画だと解ってきた。
写真を利用するにしても、ただ貼り付けるのではなく「画材」として活用する。
そういう技術を磨いて、いつかは独自の世界が描けるようになりたい。

「キャプテンウルトラ」は、ウルトラマンの撮影が間に合わず打ち切りとなり、次のウルトラセブンまでの繋ぎとして、円谷プロに代わって東映が任された東映初の特撮TV番組だった。
「キャプテンフューチャー」のパクリとして作られたSFものだったので、舞台は当然宇宙となる。
この作品での東映の誤算は、宇宙活劇だからロケ撮影が出来ず、ミニチュアの特撮以外も全てスタジオにセットを組む撮影となり、予算がかかってしまったということ。
この反省から、東映はのちに「仮面ライダー」を製作する時に、採石場や廃工場などでロケをおこない、費用の軽減につとめたらしい。
デジタル作画において写真を背景に使うことって、実写ドラマのロケ撮影みたいなものだと思った。
いっぽうで背景も自分で描くのは、スタジオにセットを組むようなものだな。
あらゆるシーンでロケが出来る現代劇と違い、SFやファンタジー、時代劇はスタジオや野外にセットを組まなければならないから費用がかかる。
作画も実在しない・写真に撮れない背景は描かなければならないから手間がかかるとも言えるけど、実在しないものはどう描いても「間違っている」とは言われない。
写真利用が有効なのは、まず実在していて正確に描かなければならない背景において、だな。