最後の煙草

令和元年6月3日の朝、紙巻き煙草の最後の一本に火をつけた。
紙巻き煙草は三日ぶりだったけれど、それほど美味くは感じなかった。
今は主にVAPEを嗜んでいて、ニコチン補給のために時々プルームテックのカプセルをVAPEに取り付けて吸っている。
買い置きの紙巻き煙草が勤務先の机の引き出しに仕舞ってあって、その最後の一本を吸い終わった。
別に紙巻き煙草をやめようと、強く決意したわけではない。
でも、これが最後になりそな気がしたので、ここに書いておこうと思った。
大学に入った18歳から喫煙を始めて42年、2005年から5年間ほど禁煙して鬱病となり、喫煙を再開して10年。
今更健康のための禁煙には手遅れだろうけれど、社会環境の変化に少しは合わせていこうかと。
VAPEとプルームテックはしばらく続けるだろうな。

【後日談】
「紙巻きたばこを吸わない」という前提が大きな心理的抑圧となって鬱病の再発が予感されたので、「吸いたい時には吸う」という方針に転換した。
プルームテックをやめて紙巻きたばこを復活。
現在は週に60本程度吸っている。
これが致命傷となって寿命を縮めるとわかっていても、健全な精神の維持には代えられない。