ボテボテの内野安打でもいいのだ

納品した原稿とは別にキャラクターを描き直してみたけれど、僕の作風にはやっぱり「毒」があって子供向けキャラクターは難しい。
創作活動って、「安打を打ちたい」と思うとバットが出なくなるものだから、ピッチャーゴロを打とうと思ってバットにボールを当てることに専念することがまず大切で、それを続けていれば良い当たりが出る場合もある。
それが野手の間を抜けるかどうかは「運任せ」でいいと思うのだ。
この「良い当たりかどうか」が自己満足の部分で、「安打になるかどうか」の部分が他者承認なのだと思うのだが、このキャラクターは自分でも「芯を外している」と痛感している。
それでも、ボテボテのゴロが内野安打になることもあるので、仕事では「一塁までの全力疾走」は欠かせない。