■2001/06/30
田中真紀子 vs 鈴木宗男
内容はともかく、この両者のやりとりを見ていると、BBSにありがちな議論の形を連想する。 BBSならば、田中外相の書き込みは直截でやや推敲に欠け、一方の鈴木議員の書き込みは巧みに“(笑)”や顔文字を駆使し、一見柔らかだが執拗でいやらしい。 敗色濃い田中外相は焦って、BBS管理人にスレッドの停止と鈴木議員のアクセス制限を依頼し顰蹙を買ってしまった、という展開だね。 いっそ、国会討論もBBSにしてしまえば、「忘れてしもた」とか「記憶にございません」なんて無くなるかも。 そうなったら、ハッキング技術のある諸君は、議員秘書として就職出来るぞ。
■2001/06/29
“いい意味で” 好評!\(^▽^\)(/^▽^)/
この作品への書き込みが多く、作者はたいへん喜ばしい。ラストに書き込みを強要したのが効いたな。これからの作品の結末は、全てこれでいくか…。 作品の原点は『発言の緩衝法』について考えていたことだけど、直接のモチーフを与えてくれたのはATLIER SAGEのBBSなのだ。 ここに集う人たちの発言はウィットに富んでいて、私もついつい調子に乗ってしまう。この調子に乗ってしまうことが重要で、発想が四方八方に広がり、一部はBBSに書き込み、また一部は紙芝居のモチーフとなる。 大部分はその場で消えちゃうけどね。よくあることだと思うけど、全く別なことをしている時の方が、アイデアって出てくるよね。当意即妙のレスをくれる管理人さんと、バラエティに富んだゲストたちが集うこのBBSは、@林檎郎の宝の山なのだ。
■2001/06/25
マリーンズ3連敗…
エース黒木も9連勝の後、3連敗。連敗日本記録を持つチームゆえに、不安だ。それにしても、圧倒的ビリッケツのファイターズ相手だと、どうしてこんなにも弱いのか。対戦成績で唯一負け越しているのが、最下位ファイターズとはね…。首位ホークスには強いのにさ。
ウェブスターズさんの“今週の特集”に取り上げられて1週間を過ぎましたが、いまだに掲載されていますね。次の特集が遅れているのでしょう。これ幸い。さすがにウェブスターズさんからのアクセスはめっきり減ってしまいましたが、閑古鳥サイトが一時的にも賑わった事に感謝します。 でも、書き込みを下さったのは“トホホ妻の帝国”のいわんやさんだけ。ま、ライセンス無視してGIFを使っているWEBクリエーターの皆さんにとって、我がポリシーは煙たい存在かも知れないね。 正直者のいわんやさんに幸多からんことを祈る。
■2001/06/20
WEB紙芝居に新作追加!
ウェブスターズさんのおかげもあり、このところアクセス数が伸びています。 そこで、ゲストブックや伝言板への書き込みを少しでも増やそうと、宣伝作品を作りました。 これで訪問者の書き込みモチベーションが、高められるであろう…。(甘いか)
■2001/06/15
どうも私はBBSの書き込みが巧くない。
顔文字など使って当たりを柔らかくしようなどとも思うのだが、あれは結構恥ずかしい。このトシだしね。 質問などを受けると率直に思った事を書いてしまう。後でそれを読むと、なんだか高飛車で辛辣で、相手が不愉快な思いをしたのではないかと、たまらなく不安である。 このサイトのゲストブックや伝言板への書き込みが途切れたりする期間(今もそうだけど)、寂寥感が足元から股間に這い上がってくる。 WEBを巡っていてどこかに気楽な書き込みをし、気軽なコミュニケートを持ちたいと思うのだけれど、心にもないお世辞は書けないし、ほんとうに「いい」と思ったサイトにしか書き込みが出来ない。 WEB上での議論に巻き込まれて、実生活まで暗い気持ちを引きずってしまった経験もあるしね。中身が濃すぎるサイトも恐ろしくて気後れする。
今、私はあるサイトのBBSをとても大切に思っている。このサイトは私の創作意欲を刺激してくれるし、私をリンリンと呼んでくれる美形(たぶん)な方も訪れる。(これ、恥ずかしいから反応しないようにしているけど、本当はすごく嬉しいのだ。) ここで私はひとつの手法を編み出した。それは直接自分の言葉を書き込むのではなく、ふたつのキャラクターの対話形式にしてみたんだ。 片方が辛辣な発言をしても、それを窘めるもうひとりが居てくれるから、会話全体として印象は柔らかくなる。 会話形式で書いているとそれなりの情景も思い浮かんでくるので、エピソードの1シーンを書いているようで楽しい。
…なんだ、多くの人とコミュニケートを持ちたいと思いながら、気安くなれない厄介なオヤジなだけじゃん。
■2001/06/09
何が悲しいって…
大阪府池田市で包丁を持った男が小学校に乱入、低学年の児童を何人も殺戮した事件がありました。 同じ歳の子供を持つ親として、被害に遭われたご家族の悲しみや怒りは想像に難くありません。 私なら、犯人をこの手でなぶり殺しにしなくては、怒りも悲しみもおさまりませんね。 まったく、なんという事件だろう…。悲しい、悲しすぎる。
刑罰が加害者に甘く、被害者の怒りや悲しみに報いていないという感情から、私は昨年『不公平』という作品を描きました。 今、不良少年が更生しようとするなら、犯罪を犯す事が有効というパラドクスの存在を感じたからです。 これが偏倚したものである事は百も承知ですが、社会現象に対する怒りを作品にする権利は、私にもありますので。
また、加害者の責任能力という問題も、甘いように思います。駅のホームで酩酊している者を観察していると、弱者にしか絡んでいかないのです。 見るからに暴力を生業にしていそうな人に、敢えて絡むような酔っぱらいは皆無に等しいのです。酩酊しているようでもちゃんと相手を選んでいるのです。 今回の事件でも、小学校を、それも低学年を襲ったところからして、選択能力の存在を感じます。これで、精神鑑定で責任能力が無く無罪ならば、世の犯罪者全てに責任能力などあるものか! これが暴力団事務所や暴走族の集会へのなぐり込みならば、少しは許せる精神錯乱ですが。 薬物中毒者や精神錯乱者が弱者しか襲わない事実を、社会はどう受け止めるのか。
■2001/06/08
『ホームページ』の本当の意味
現在ではWEBサイトの事を全部『ホームページ』って呼びますが、本来はブラウザを起動した時、最初に表示されるページの事ですね。 私はハードディスクの中に自分専用のリンク集HTMLファイルが作ってあり、ブラウザを起動するとこれが表示されます。 高尚なものから下劣極まり無いものまで多種多様(随時追加更新&削除)なので、とても公開出来ませんが…。 ともかく『ホームページ』の元の意味はそうだったのですが、プロバイダや企業、個人がそういうスタートページを供給するようになって、WEBサイト=ホームページという風になったんでしょう。 『ホームページビルダー』なんちゅうアプリケーションも出たりして。WEBサイトというと難しそうだけど、『ホームページ』という語感が優しいのでしょうか。 でも、現在でもブラウザ起動直後に読み込むページを『ホームページ』と呼ぶ方(この方が正統)もあり、またWEBサイトの基準ページを『ホーム』と呼ぶ風習もありますので(『トップ』と呼ぶ方もあります)、混乱します。 「私のホームページ」と言った場合、“ブラウザ起動直後のページ”なのか“私のWEBサイト全体”なのか“私のWEBサイトの基準ページ”なのか、よく解りませんね。 インターネットは基本的にテキストで意志の疎通をはかるものですから用語の意味の多様性は困りものが、反面、言葉は生き物で使われ方の多数決で意味が変遷します。 若い人たちが恐らく“強く意識する訳でもなく”の意味に使っている「なにげに…」という言葉も「何気無く」からの転用だと思うのですが、「無く」がなくなっても意味が反対にならないところが面白いですね。 それに「なにげに」という語感。若い感性はいいもんです。国語原理主義の方たちからは叱られちゃうけどね。
定義の曖昧さや意味の変化は混乱や誤解の元ですが、前後の脈絡から類推する事も必要な事です。WEB上の論争が用語の誤用などに帰結するのは、単なる揚げ足取りで見苦しいですね。 用語を正確に操れるのは情報量が多いからでしょうが、主張の正当性とは別問題だと思います。誤字誤用を前後の文脈から修正して読んであげて、その上で主張の正当性を検討したいですね。
■2001/06/06
マリーンズのエース黒木開幕から無傷の9連勝!!
イチローや佐々木、野茂たちの活躍を見るのも楽しい。やっぱり野球はいいなぁ…。
もし、万が一だけど、マリーンズがリーグ優勝したら、WEB紙芝居で記念作品描くよ!
■2001/06/03
WEB紙芝居に『親子どん』を追加しました。
Pixiaの機能で今まで使っていなかったものを使ってみたり、PixiaとD-Pixedとの連携で、新しい使い方を模索したりしています。 料理を出すシーンの「手」は今まで使わなかった「にじみペン」でリアルな表現の練習をしています。色をにじませると中間色が多く発生して、減色が難しくなってしまいますな。 JNGにする方法もありますが、μ-PlayerはともかくMNGプラグインがJNG未対応ですので、これはやりません。 先に背景を描いて縮小し、その上にレイアーをかけて、人物をタブレットで描き込む基本的な方法なんですが、D-Pixed はほんとに素晴らしい。 これでUNDO の回数がせめて5回あれば、言うこと無しなんですが。
マリーンズは今日も勝って16年ぶりの7連勝!首位に1ゲームと迫っております。がんばれ!!