2002/11/08-2003/05/30

 「WEB広告考」の巻
Date: 2003-05-30 (Fri)
“K@Bocha studio”には千葉ロッテマリーンズの観戦チケット購入バナーを貼っているけれど、あれはボランティアなので報酬は無い。
まあ、応援の一形態なんだけど、ほんとうはアクセスの多い“WEB紙芝居”に貼りたいところ。
でも、“WEB紙芝居”が借りているFLASHUP.JPは無料レンタルサーバだから、他社広告は無報酬であっても避けるのが仁義だろうね。
さて、我輩の運営するWEBサイトでは一番ビジターの多い“WEB紙芝居”に広告を掲載したとして、どれぐらいの報酬が得られるだろうか。
月平均のアクセス数は約4000である。
リピーターもいるけど初訪の方も多いので、広告掲載サイトとしては有効だ。
広告のクリック報酬はユニークビジター(同じ人が何度もクリックしてもカウントされない)1回あたり1~10円ぐらい。
ここでは5円としてみよう。
ユニークビジターのクリック率は広告表示回数の0.5%いけば上等と言われているので、ここでは0.3%としてみる。
“WEB紙芝居”は全部で20ページあるので、全部見てもらえれば1アクセスで20回の広告表示回数であるが、平均が半分の10と仮定する。
すると、月に40000回のインプレッション(広告表示回数)なので、その0.3%は120。
120のユニークビジターを広告主サイトに誘引したとして、報酬は240円。
【結論】今の百倍アクセスが無ければ、WEB広告なんて旨味が無いね。

「もしも~♪」の巻
Date: 2003-05-28 (Wed)
深夜に事務所で仕事をしていたら、トイレの方から無気味な声が…。
勇気を振り絞って見に行くと、新入社員(23歳)が「もしも~もしも~もしも~」と歌いながらトイレを掃除していた。
尋ねると、西田敏行さんのヒット曲「もしもピアノが弾けたなら」の出だししか知らないので、そこだけをリフレインしていたそうである。
でもさ。出だししか知らなくても、せめて「もしも~ピアノが~ひ~け~たな~ら~♪」ぐらいは歌わないかい、普通。
全く、近頃の若いモンは理解できん。
我輩の「WEB紙芝居」が若年層に受けないのも当然だな。(って、そのせいか?)

「圧倒される」の巻
Date: 2003-05-26 (Mon)
今まで見た中で、一番感銘を受けたFLASH作品のサイト
僕には作れないな、こんな素敵な作品。
技術とセンスが凝縮している。

「“有名”を疑え」の巻
Date: 2003-05-25 (Sun)
Adobeが、PhotoshopをMacOS X版だけに絞る模様。
開発コストを考えたら当然のことで、使い勝手のいい旧版MacOSに固執する気持ちは解るけど、MacOS Xを使えば目から鱗が落ちるよ。
OSの安定性が格段に違うもの。
Windowsに乗り換えるのもいいけれど、この記事なんか読むと、やっぱりWindowsユーザーになるのは剣呑だ。
BMWがWindowsCE搭載を止めたし、ヨーロッパの大手携帯電話会社がMicrosoft社製OSの採用を見合わせたりしている。
理由は「Microsoftベースの携帯電話には、高い故障率につながる“根本的な問題”がある」からだそうです。
Microsoftは依然として「Windowsベースのスマートフォン立ち上げに向けて取り組んでいる」と言っているようですが、欧州ではLinuxが採用されるのでしょうね。
日本人はブランド物を盲目的に信奉し愛好するのに、なんでパーソナルコンピュータだけは粗悪なWindowsなんでしょうか。
そうか、“盲目的”だからですね。
良し悪しを自分で判断するのではなく、“有名”だから信用するんでしょう。
有名なものこそ、まず疑ってかかるのも悪くはないでしょうに。

「インスパイア」の巻
Date: 2003-05-21 (Wed)
FLASHによる小咄という点では拙作の“WEB紙芝居”と似ているグラフマリー劇場。(サーバーがサービス廃止)
いいですね。
最近衰退気味の創作意欲を刺激されました。
感性が小気味よい。
ラフなタッチの画風ですが、画力のある作家だと思います。
おススメ。(⌒^⌒)b

「懐かしの一枚」の巻
Date: 2003-05-14 (Wed)
TOKAIサーバの容量減らしにファイル整理をしていて、とても懐かしい画像を発見。
我輩の最初のWEBサイト「新世紀南瓜魂」のキリ番1000を自分で踏んだ時に、記念に撮ったキャプチャ画像。
今なら、「WEB紙芝居」サイトに1000/週ぐらいのアクセスをいただくけれど、当時のサイトは300/月ぐらいだったから、1000番に感激したんだろうね。

 「eMacで充分さ」の巻
Date: 2003-05-13 (Tue)
エンターテインメント業界の動きに逆らうアップル
コンピュータの普及によって、著作物の不法複製が氾濫している。
Windowsの“.NET”はユーザーマシンをオンラインで管理出来るので、将来的にはMicrosoftを通して監督官庁の管理下に置き、不法行為を取り締まることも可能だ。
MacOS Xの採用でMacintoshもそれは可能となったが、Appleの提案する“デジタル・ハブ”戦略には、Microsoftのようなオンラインによるユーザー管理の概念が無く、結果的に商業的著作権を侵害する恐れがある。
ユーザーにとっては良い環境であるが、音楽/映画産業からの攻撃は避け難い。
…と言ってもねぇ。音楽や映画のためにMacを使わない我輩には、無縁な話。

WEBに繋いでネットサーフィンしたり、FLASH程度のWEBコンテンツを作るだけなら、高価なMacは要らないっしょ。
僕は置き場所が無いからiBookだけど、常時置く場所のある方はeMacでいいでしょう。
10万円切ったモデルで充分ですよ。
出来ることが少ないのに、上位機種なんて買うことないですもん。

「MacOS X」の巻
Date: 2003-05-10 (Sat)
MacOS Xの普及の妨げになっているのが、古くからのMacユーザーであるような気がしてしょうがない。
まず、MacOS Xのβ版が出た時に真っ先に飛びついてテストしたのは、当然コアなMacユーザーたちだった訳だけど、当時のβ版の酷さに対する評価が、いまだにMacOS Xを呪縛している。
また、Mac貧乏という言葉があるくらい、MacファンはApple純正(他に選択肢が無い訳だけど)のハードウェア群を買い集める傾向にあるようで、今回全く仕様が変わってしまった新しいOSへの移行がしにくいのだろう。
実際、Macユーザー向け雑誌はハードウェアの記事が多い。
僕にはどうでもいいハードウェアの“外観”が、いまだMacユーザーにとっては大切なものであるようだし、「Mac的こだわり」の大部分は僕には無用な存在である。
MacOS Xのデフォルトデザインである“AQUA”は、WindowsXPの毒々しい色使いよりはましだけれど、透過を得意とするレンダリングを駆使しようとして、いささか軽薄な感は否めない。
少女漫画的な安っぽいエレガンスとでも言おうか。
これを嫌うMacユーザーが多いのも事実で、デザイン的にはClassicMacの方が落ち着いていて、それを好む気持ちには僕も共感する。
でも、MacOS Xにはフリーのスキンが多く存在し、この軽薄なデザインを変更することは容易だし、事実僕は純正AQUAではない。
視覚的な面では、MacOS Xは宝塚劇場のようであり、WindowsXPは新橋演舞場のようである。

僕はWindowsXPとMacOS Xを比較してMacOS Xを選んだ訳だけど、それまではWindowsユーザーだった。
僕の旧サイト「新世紀南瓜魂(K@Bocha studio)」が、無料ソフトウェアだけを使って作るコンセプトであったことを覚えている人は僅かだとは思うけれど、そのため旧サイトはライセンスが必要なGIFも使えなかった。
Macに対してWindowsが圧倒的に強いのは、この無料(フリー/体験版)ソフトウェアの豊富さだろう。
Windowsでなければ、無料ソフトだけを使ってWEB漫画サイトなどという、グラフィカルなWEBコンテンツは作れなかったと思う。
Mac環境には優秀なHTML作成支援エディタもFTPクライアントも無料では存在しないし、お絵描きツールも同様だ。
しかし、その経験から敢えて書くと、これはWindowsの脆弱性を助長している環境なのだね。
ソフトウェア的使い勝手は優れていても、そのためにWindowsが不安定になるケースがしばしばあったし、共有ライブラリが勝手に更新されて、動作が不安定になるソフトもあった。
無料はありがたいけれど「無料=無責任」な面もあって、ソフトウェア開発者と喧嘩したこともある。
Windows時代にソフトウェアで“お金を使った”のは「ウィルスバスター」と「Visual Basic」と「SWiSH」だけだ。
後は無料でなんでも手に入った訳だけど、この経験から逆に「ソフトウェアも“買おう”」という方針転換が生まれた。
ソフトウェアにも資金を投入する気になれば、Windowsに拘泥されない。
ショップでXPマシンを何度もいじくってみたけれど、マシンスペックの割に鈍重な動作だったのに対し、MacOS XがWEBで書かれているほど悪くはないことに気がついた。
シェア的な環境から、Macユーザーの90%はWindowsを使ったことがある(勤務先はWindowsだったりする)が、WindowsユーザーでMacに触ったことのある人は、たぶん5%もいないだろう。
WindowsがMacより優れていたら、とうにMacユーザーは消えているだろうにそれが無いというところを考慮すると、Macが普及しないのは販売網の弱さと消費者の誤解/無知が原因だと考えた。
いきなり巨額な投資は避けるべきだと思ったので、iBook(G3)を購入した訳だ。
音楽やビデオの編集、高速な描画が求められるゲームをするのならば、G4マシンを購入すべきだと思うけれど、WEBコンテンツやFLASHを作る程度ならば、G3マシンで十分だと、今は言える。
Intelの高価なチップを売るために肥大化しつづけるWindowsに訣別したのは、正解だったと思っている。
IntelのCentrinoを搭載したノート型Windowsマシンの登場で、MacのPowerBookやiBookの優位性はなくなるだろうけれど、価格面での差は縮まるだろう。
SonyあたりがMacOS X搭載ノートマシンを出してくれると嬉しいのだが、Sonyの社長が「ジョブズ(Appleの経営責任者)のような天才は、全てを分かち合おうとはしない」と言っているので、Appleの孤高路線はつづくだろう。
シェアが伸びないと言うことは、少なくともWEBに繋ぐマシンとしてはウィルスなどの脅威に対して安全なんだけどね。

「持病の五月病なのだ」の巻
Date: 2003-05-02 (Fri)
iGetterは便利なんだけど、対象拡張子を制限しないと、なんでもかんでもダウンロード保存しちゃう。
MIDIにはうんざりしたので“mid”拡張子は対象から外した。
他にもいろいろ外して、対象を絞った訳さ。

さて、五月病の季節である。
年がら年中“五月病”で慢性である我輩ではあるが、さすがに旬である。
メインサイトの更新は梅雨入りしてからにしようかな。
そんな訳で(って、どんな訳だ?)デスクトップの背景を替えてみたりして… (^^)

我輩の棲む田舎にもパチンコ屋やレンタルビデオショップはある。
日頃田舎道を傍若無人に走る茶髪金髪どもには腹が立つが、パチンコ屋から出てくる連中の車には要注意だ。
勝っても負けても急発進、急ハンドルで、危ないことこのうえ無い。
一方、レンタルビデオ屋から出てくる時に限り、何故か連中の走りが安寧となる。
はは~ん。
エロビデオ持っている時は、さすがに事故りたくない訳か…。

「iGetter」の巻
Date: 2003-04-29 (Tue)
Mac用ダウンローダのiGetterをSafariと連携するようにした。
ダウンロード対象拡張子に“mid”を入れたら、MIDIのBGMがセットされたサイトを開くたびにiGetterが起動、BGMは演奏されずデスクトップにダウンロードされる。
静かでいいね(爆)。
BGMのコレクションがたまってきちゃったよ(汗)。

「G3だってXは快調だい!」の巻
Date: 2003-04-27 (Sun)
本屋でMac初心者向けの雑誌を立ち読みしていたら「G3マシンであるiBookでは、MacOS Xはちょっと苦しい」と書いてあった。
なんの、なんの。
僕のiBookはG3/600MHzだけど、MacOS Xは快調です。
会社のWindows98マシンなんかより、サクサク動いてます。
待てよ、するとG4マシンで動くMacOS Xは、これより速いんだろうか?

Safariで“WEB紙芝居”を見ながら、OmniWebで“徒然草餅”を読んでいるところ(爆)。
タブブラウザで軽いSafariがメインだけど、テキスト表示が美しいOmniWebも併用したりする。

「書き込みは無いけれど」の巻
Date: 2003-04-23 (Wed)
ヤフーBBマガジン掲載のおかげか、この4日間はアクセス数が3割ほどアップしてます。
そのわりに、BBSへの投稿は全く無し。
つまらなかったかな?(涙)
でも、WEB COMIC RANKINGの週間得票が先週の三倍になっているので、面白がってくれた人もいたんだと、信じよう。

 「ヤフーBBは侮れない」の巻
Date: 2003-04-21 (Mon)
ヤフーBBマガジン掲載後、この週末は「WEB紙芝居」へのアクセスが増えた。
リファを調べるとhttp://www.zdnet.co.jp/magazine/ybb/からのアクセスが結構ある。
このサイトにある専用フォームに、雑誌掲載IDを入力すると、目的のサイトに飛ぶようになっているんだ。
いいアイデアだと思った。(よくあるんだろうか?)

来る人はほとんど“yahoobbxxxxxxxxxx.bbtec.net”な人たち。
白い紙袋の魔力で契約したんだろうか?(^^)

 「米国は北朝鮮を攻撃しない?」の巻
Date: 2003-04-20 (Sun)
僕らにとって最も身近な独裁国家であり、政権打倒で国民を解放してあげたいのは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)だろう。
フセイン大統領以上に、金正日は危険人物だと日本人は思っていると思う。
でも、イラクにはあれほど強硬だった米国も、北朝鮮には何故か譲歩する。
それは、北朝鮮を解体して朝鮮半島が統一国家となった場合、その地理的位置関係から、朝鮮統一国家は中国に接近し、日米を牽制する勢力となるであろうから、という意見がある。
確かに“北の脅威”が無くなれば、在韓米軍の存在理由は喪失し、韓国政権が親米である必要はなくなる。
また、日本は植民地支配の罪を引きずる謝罪外交を脱することは当面出来ないから、統一された朝鮮半島国家に振り回されることになる。
しかも、朝鮮半島に足場を失った極東米軍に、更なる献身的協力を余儀無くされるであろう。
つまり、朝鮮半島の統一は我が国の国益にはならない面を孕んでいる訳だ。
日米同盟にとって、朝鮮半島の緊張は必要悪なのだとしたら、「北」に住む一般大衆は哀れだな。
核兵器を開発したところで、国力の乏しい金正日王国が他国と戦端を開く力がある訳ではないし、比較的親しい中国やロシアにとっても“お荷物”であるあの政権の存続は、むしろ米国の望むところなのかも知れない。
自暴自棄になってミサイルを撃たれちゃかなわないと、経済援助することでなだめる姿勢が今後もつづくのだろうか。
金正日に酒池肉林を保証してやれば、米国の望む朝鮮半島の緊張はつづく訳か。

「雑誌掲載」の巻
Date: 2003-04-18 (Fri)
WEB紙芝居が“ヤフーBBマガジン”6月号で紹介されるというので、発売日である今日、早速買って来た。
やっぱり、気になるもん。(爆)
紹介されている顔ぶれには、以前に小学館“DIME”の「カリスマ1000人」フラッシュムービー部門でも採用されていたと思われるサイトが目につく。
2ちゃんねる系と、有名人の顔写真を使った安易な作品を除くと、大御所以外の中堅サイトの顔ぶれは、そんなに変わっていないのかな。

「戦死者を想う」の巻
Date: 2003-04-07 (Mon)
イラクの地で、多くの兵士が死んでいく。
巻き添えで亡くなる一般市民も気の毒だけれど、兵士の「戦死」だって、死は死であり、家族にはもう、永久に会えない。
幼い子供や老いた親、愛する妻を残した死の無念さは、想像を超える。
自然災害ではないのだから、無念、残念。
「戦争」は絶対に“悪”だ。不必要な“悪”だ。

狂信的に思えるイラク側はともかく、義務感で戦場に赴く英米軍兵士にとって、この戦争の大義に疑問を持っていたとしても、自らの生命を危険にさらすのだ、戦争の意義を努めて信じようとするだろう。
「戦争」は否定されるべき方法だと思うけれど、戦死者が命を賭した“戦い”を否定し、戦死者を単に人的災害の犠牲者として括ることは、戦いに死んだ者たちの“死”を卑しめる。
少なくとも、僕がもし祖国防衛の愛国心で戦争に赴きそこで死んだとして、そしてその戦争の本質が“侵略”だと暴かれたとしても、だからといって僕の“戦死”までも侵略行為の犠牲者とされてはたまらない。
「戦争」は公平な史観で裁かれるべきだけれど、個々の「戦死」は戦争目的の本質に関わり無く扱われるべきだ。
愛する妻や子供を残して死ぬのだ。
時とともに真実が暴かれ、「戦争」の歴史的意義と価値が滅するとしても、戦死者の価値は戦死した瞬間の価値を永久に留めていなくてはならない。

「掲載許諾のメール」の巻
Date: 2003-04-01 (Tue)
月刊「Yahoo!BB」誌より“WEB紙芝居”の掲載許諾の問い合わせメールが来た。
「おもしろムービー100」というコーナーで紹介したいそうだ。
拒む理由は無いので、了承メールを返信しておいた。

雑誌掲載となれば、旧サイトが小学館「DIME」誌に載って以来となる。
しかし、エイプリルフールってこともあるな。

 「チャットは難しい(恥)」の巻
Date: 2003-03-31 (Mon)
@CHaTというものをダウンロードしてログインしてみた。
バーチャル空間(?)で自分のキャラを動かし、チャットのように会話出来るものなんだ。
MacでもWindowsでも参加できるよ!
一応説明を読んでログインしてみたんだけど、何をどうすれば解らず、早々に退散しちゃいました。
ここの文化に慣れるのには、オジサンは苦労しそうだね。
キー入力も遅いもんなあ…。

「もしも。北朝鮮攻撃だったら…」の巻
Date: 2003-03-29 (Sat)
筑紫哲也さんのニュース番組の電話投票で、視聴者が危険視する順位は
1位 金 正日
2位 ブッシュ
3位 フセイン
だった。
この3人から選ぶ投票だったんだけどね。
アメリカ人にとって、フセインってのは日本人にとっての金正日なんだろうな、と考えた。
もしも、今イラク攻撃ではなく、ブッシュが金正日政権打倒のために戦争を起こしたら、日本人はどんな態度をとっていただろうか?
拉致被害者がまだ多く生存するかも知れないし、拉致被害者の子供たちが暮らしている訳だから、その面でも反対が起きるだろうし、そもそも戦争なんて良くないのだけれど、日本人の感覚は、フセインと金正日では違うだろうなあ。

今回の戦争は“米軍の圧倒的軍事力”と”スマート・ウォー戦略”を世界に見せつけ、実際には使えない核兵器に替わる「抑止力」とする目的があるように思う。
だとするならば、米国はただ勝つのではなく、“スマート・ウォー”を成功させて見せなくてはならない。
戦争の長期化はイラク国土の荒廃を促進し、人的被害も増大する。
短期終結ができなければ、たとえフセイン父子をイラクから追い出すことが出来たとしても、米国は「戦闘に勝って戦争に負けた」ことになる。
まず、イスラエルの主張を後退させてもパレスチナ寄りの中東和平策を実施してアラブ全体の反米感情を緩和してから、始めるべきだったな。
戦争を始めちゃいけないけど。

「プロ野球開幕!」の巻
Date: 2003-03-28 (Fri)
同じ歳の古尾谷雅人さんが自殺したのは衝撃でした。
ご冥福をお祈りします。

さて、プロ野球が開幕しました。
僕の年代にとってプロスポーツといえば、やはり野球と相撲。
貴乃花が宮沢りえちゃんを捨ててから、大相撲への興味は失せたまま。
でも、野球は別格。
不祥事や下位低迷が続いても、東京オリオンズ→ロッテオリオンズ→千葉ロッテマリーンズと一筋に応援してきました。
今年も開幕黒星スタートでしたが、勝率5割を目指して頑張れマリーンズ(泣)。

 「“千と千尋…”がアカデミー賞」の巻
Date: 2003-03-25 (Tue)
宮崎 駿氏の“千と千尋の神隠し”が米国アカデミー賞を穫った!
快哉!!

宮崎作品を振り返ってみよう。

「風の谷のナウシカ」(1984 興行収入742百万円)
「天空の城ラピュタ」(1986 興行収入583百万円)
「となりのトトロ」(1988 興行収入588百万円)
「魔女の宅急便」(1989 興行収入2,170百万円)
「紅の豚」(1992 興行収入2,713百万円)
「もののけ姫」(1997 興行収入11,300百万円)
「千と千尋の神隠し」(2001 興行収入304,00百万円)

個人的には「紅の豚」が一番好きなんですが、マニアックかも。

「テキストアート?」の巻
Date: 2003-03-25 (Tue)
このサイトを置かせてもらっている“1pont.jp”が、動画の掲載を禁止した。
自称SWFクリエータである我が輩は、サイトの表紙に軽いSWFを掲載していたのであるが、アカウントを失っては元も子も無いので、SWFファイルを全てサーバから削除した。
ブロードバンド時代とは言え、バカみたいに巨大なSWFを作る人がいて、回線を重くするんだよね。
凄い作品も中にはあるけど、単にサウンドが重くしているだけの作品が多いのも事実。
そのサウンドも著作権違反だったりするし、SWFそのものも他人の作品を無断で掲載していたりする。
しょうがないなあ…。

悔しいので、文字で絵を書くテキストアートを表紙にした。
激重っ…(慚愧)

 「WindowsXPに危険なバグ」の巻
Date: 2003-03-24 (Mon)
WindowsXPに強烈なバグが発見され、修正プログラムの配布が始まっています。
「スタンバイまたは休止状態になるとハード ディスクが壊れる可能性がある」というものらしいのですが、ノート型で使っている方などは冷や汗ものですね。
まだ導入していない方がいらっしゃったら、急いで導入しましょう。
この修正プログラムがどんな二次的災害をもたらすかは、まだわかっていませんが…。(爆)

「母の命日」の巻
Date: 2003-03-22 (Sat)
去年の3月22日、母は死んだ。
67歳だったが、老人医療保険(70歳から)ではない点を気にしつつの闘病生活だった。
“死”を宣告されて4ヶ月、よく耐えた。

暴君だった父も、母に死なれて泣いた。
その父も、昨年12月に逝った。

去年の今頃はもう、桜が咲いていたなあ。
今年はまだ寒い。

 「イラク攻撃始まる」の巻
Date: 2003-03-21 (Fri)
とうとう、始まってしまった。

阪神淡路大震災の惨状と被害に遭った人たち(特に肉親を亡くした人たち)の、その後のニュースを見ても未だ胸が痛むのに、ああいう惨劇を人工的に作る“戦争”をひとつの「手段」として割り切れる奴らの、善悪を評価できるほど国際情勢に詳しくはないけれど、やっぱり嫌だな。

アメリカ映画に、犯罪加害者となる可能性を持った者を犯罪を犯す前に逮捕(処刑)するような近未来社会を扱ったものがあったと思うけれど、今回のアメリカによる「先制攻撃」も“可能性”を未然に防ぐという趣旨らしい。
しかし、誰がその“可能性”を担保するのだろう。
それが第三者ではなくアメリカ自身なのだとしたら、これを認めることはアメリカの恣意的な他国攻撃を常に許すことにはならないか。
前述の映画の中でも、犯罪予防と人権がテーマとなっており、犯罪予測システムが権力者に恣意的に操られる展開が、行き過ぎた「予防と管理」の危険性を示唆している。

サダム・フセインも金正日も国際社会では危険人物だろう。
彼等の恐怖統治下では、クーデターも期待出来ない。
それでも「先制攻撃」は納得できない。

この感覚は文化の差だろうか。
刀剣文化の長い国では、相手より先に剣を抜くことを戒める。
闘争の結果責任を勝敗に関わり無く先に抜いた側に負わせる不文律が、平時での剣士の私闘を抑制するからかな。
しかしアメリカでは先に抜かなければ“負け”の拳銃文化だ。
そして闘争の結果責任の追求は、常に勝者に有利である。
“戦争”よりも“敗北”が「悪」なのだな、あの大統領にとって。

「憲法のセキュリティーホール」の巻
Date: 2003-03-15 (Sat)
北朝鮮のミサイル発射問題で、わが国の憲法が抱えるセキュリティーホールへの批判が再燃している。
「専守防衛」の美名のもと、ミサイルの射程を150キロ以内に限定し、国産輸送機の航続距離を敢えて短縮するなど、膨大な予算を注ぎながらその軍備は基本的に“本土決戦用”でしかない。
イラク問題で仏独が米国と袂を分つ自由な行動に出られるのは、ワルシャワ条約機構が崩壊し、NATO軍の優位が確定した状況で、米軍の存在意義が薄れた西ヨーロッパの事情がある。
北朝鮮や中共と対峙し米軍の救援を国策としているわが国とは、もはや条件が違うと思う。
国際社会はUSAによる武力統一でもなければ、未来永劫“戦国時代”であろうし、民族の自立を堅持するためには独力で国土を防衛し、国民の生命財産を守る軍備を持たなければならない。
“専守”という理念はソフトウェアで生かすものなのに、それでハードウェアを縛っては“防衛”は出来ない。
歴代政府は抜本的な変革を避け、その場しのぎのパッチをあててきたので、「違憲合法」という矛盾がシステム全体を不安定にする。

これって、どこかのOSと似てるな。
そう、「未知の不安」よりは「現状の不満」に安住することを選ぶ国民だから、Windows王国は安泰なのだ。

「著作権をサーバが守るべきか?」の巻
Date: 2003-03-14 (Fri)
前回の、WEBでの写真公開の難しさについて、突っ込みがあるかとも思いましたが、反論を許さない独善性が災いして寂しいかぎりです。
これも、身から出た錆です。

著作権についていろいろ調べてみると、WEBという媒体では制約が多いですね。
遵守しようとすれば、がんじがらめで身動きがとれません。

以前このコラムで「著作権的に問題があれば削除します」という注意書きを、「見つかったら返します」と言って万引きしているのと一緒だと決めつけました。
著作権について調べてみると、こう書きたくなる心配も理解出来なくはないぐらい、世の中は著作権でがんじがらめではあります。
でもやっぱり、不幸にも知識があって“著作権的にヤバいかも…”という勘が働いたのであれば、やっぱり掲載をやめておく方が良いですね。
僕なんかは指摘されるまで気がつかないぐらいトロい方なのですが、前もって“ヤバいかも”と察知出来る知識と洞察力があるのならば、事前に危険を回避する方がスマートだと思います。

二次創作も原著作権者の承諾が必要だということなのですが、WEBコミックのパロディ物って、どれぐらい原作に依存しているのでしょうか。
人気ゲームから派生した作品などは、そのゲームを知らないと意味が理解できないと思うのですが、僕は「ゲーム」を知らないので、その程度が判断できません。
キャラクタデザインがそっくりの場合は、図案的に著作権侵害だと思いますけれど、性格や状況の設定を借りている場合は、その程度にもよるのでしょうか?
そもそも「ゲーム」を知らなければ意味が解らないという時点で、著作権侵害なのかも知れません(?)。

有名な「ゴノレゴ13」や「キサキもん」などの作品は、原著作権者の許諾が無ければ、著作権侵害なのでしょうね。
でも、訴えられたり、警告を受けたりしていませんよね。
有名だし、アクセス数も多いのに。
パロディ作品として優れているので、存在を認められているのでしょう。

何度も書いていますが、サーバ管理者はサーバ容量を無駄に使い、回線を重くして迷惑な無断転載コンテンツだけを取り締まればいい、と僕は思います。
既にWEBに存在する作品の無断コピーをサーバに載せなくても、リンクすればいいのですから。

「WEBでの写真公開の難しさ」の巻
Date: 2003-03-10 (Mon)
厳密に言うと、全ての人工物には制作者の著作権があり、全ての人物には肖像権があるので、写真画像をWEBに公開する場合、被写体の権利関係を精査し掲載に必要な許諾を得なければならない、のだそうだ。
そうなると、建築意匠などの諸権利が終了しているか、誰が設計したのか完全に不明な建築物以外は、自然物だけを被写体としなければならない。
人物についても、親しい人物以外が写っていたら、個人が特定できないように画像処理をほどこす必要があるのだろう。
高級ブランドのバッグを手に入れて、自慢したくてサイトに写真を掲載した場合、そのブランドの意匠に関する諸権利に抵触する可能性があるので、本物に見えないように画像処理する必要があります。(って、意味ないじゃん)

作画/作図の出来ない方にとって、画像コンテンツとしてデジカメ写真は重要だと思うのですが、自然物と、自分で作ったモノと、自分の親しい人物しかWEBには掲載できないのが、基本のようです。
もちろん、権利保有者の承諾のある場合は別ですが。

「WEBの墓堀人足」の巻
Date: 2003-03-09 (Sun)
昨日で満45歳となりました。
ますます頑固親爺になって、もう駄目ですね。
僕の経験から考えてみると、やっぱり30歳代が一番いいですね。
そこそこの経験が自信にもなり、体力も充分、理解力も記憶力もまだ衰えてませんもの。
この年代に何も残せなかった自分の生涯がやるせないなぁ。
40歳を過ぎて始めたインターネットですが、歳相応におとなしくしているのも嫌で、若い人から白い目で見られつつも、わがまま放題なことをしてきました。
それでも近頃は「丸くなった」という評価をもらったりもしたのですが、意地っ張りで、論理性に欠けるくせに理屈っぽい所が、相変わらず墓穴掘りまくりな訳です。
“WEBの墓堀人足”と自称しても、笑いはとれないけどね。

軽率な発言で他人を傷つけても、指摘されないと気づかない場合が多いのですよ。
このへんが「おっさん」なのでしょう。
今回のWindowsMe切り捨て発言は、即座に突っ込んでもらえて良かったと思います。

今後は掲示板への投稿に気をつけるとして、このコラムではますます心中の吐露をしまくってやろうと思うのでした。
揚げ足とりを恐れて政治家のような発言をするスキルには乏しいので、どこかで本音を公表しないと、精神のバランスがとれない。
とりあえず「他人も同じジャイアンツファンだと決めつけてプロ野球の話を始めるジャイアンツファン」は嫌いだけど、「結局ジャイアンツ以外のチームについて何も知らないくせにアンチジャイアンツな奴」はもっと嫌いだ!…と書いておく。

今年はヤンキースの松井を応援してみようと思う。

 「ブロードバンドの比率」の巻
Date: 2003-03-08 (Sat)
総務省が7日に発表したところによると、ADSLやケーブルテレビなどのブロードバンド接続は29.6%だそうである。
調査は一般家庭3673世帯と1994社(従業員百人以上)を対象として、昨年末におこなわれ、一昨年より倍増なのだそうだ。
YahooBBの拡張団が駅頭で白い紙袋を配っているから、今年も倍増して5割を超えるかな。
こうなるとISDN(総合デジタル通信網)を引いた人は、貧乏くじを引いちゃった感があるね。
工事費を払って回線を換えたんだもの。
ADSLへの工事費の免除ぐらいしてくれなくっちゃ、詐欺だよ。
当時、鳴り物入りで宣伝されていたし、政府も推賞していたんだから。
僕みたいな臍曲りは“日本だけで普及”している点を怪んで導入しなかったけれど、信じて導入した人に罪は無いな。
ISDNの隆盛な頃って、ちょうどWindowsMeが販売されていた頃だったように思うのだけれど、この時期にパソコンを購入してインターネットに加入した人たちって、二重の意味で運が無いね。

MacOS X10.2(Jaguar)搭載前のMacOS X搭載マシンを買った僕も、ちょっと悔しかったけどね。10.2を別に購入しなくちゃいけないし、マシンのスペックはより向上し、価格が下がっているんだもの。でも、これはバージョンアップ以前だから仕方が無いけど、WindowsMeってのはWindows98とたいして変わらない上にマシンパワーを浪費するからねぇ。しかもMS-DOS基幹最後のOSで、WindowsはOS/2の流れをくむNT系の2000やXPの方向にいっちゃったんだもの。Macで言うと、MacOS 9搭載マシンを買っちゃった人と同じぐらい不運だと思う。ただし、98ユーザーでMeにリプレースした人には同情しません。あの当時でも、導入見送りを決断できるだけの資料がWEB上にあったもの。

ハッカーやクラッカーたちは、銀行残高をオンラインで調べたりしないし、第一、重要な情報の入ったマシンはインターネットに接続しないのだそうだ。
インターネットでやりとりする情報は、例えて言えば“葉書”のように誰にでも見られてしまうものだと認識すべき、なんだって。
ならば、まず政治資金のオンライン化を義務付けてはどうだろうかね(爆)。

「言い訳だけど」の巻
Date: 2003-03-08 (Sat)
WindowsMeユーザーを無知呼ばわりしたり、Windowsユーザーを揶揄したり、ちょっとWEB紙芝居の掲示板で羽目を外し過ぎた。
久しぶりに“ビル・ゲイツ”ネタをふられて、相手も同じアンチMSだと思い込んじゃったのが失敗だね。
しかも調子に乗ってMeユーザーを莫迦にした発言まで…。
失敗したなって思ったんだけど、意地になって更に墓穴を掘ったな。
この雑記コラムと掲示板との「けじめ」をつけなくっちゃ。
ここに書く内容については、多くの非難があろうけれど、抗議は無用に願いたい。
無意味だもの。
読んで気分を害する(多分大多数の)諸君は、もう読まないように。
でも、掲示板はそうはいかないから、発言には注意しよう。

僕の書く文章に揶揄や皮肉が多いのは、その時々の“本音”を書いているからで、それをWEBで公開する意味は、通常の生活の中では巡り会えないマイノリティーな、僕と似た感覚/価値観を持った者を探しているから、と言える。

このコラムを読んで腹がたったマジョリティーな人たちは、どうか怒りを押し殺して静かに去っていって下さい。

掲示板に「Windowsユーザーはセキュリティーホールで騒ぐな」と書いたのは僕の誤りだけれど、Windowsの使用をやめようとしないのなら文句言うな、と今も思っているよ。
個人使用マシンのOSではWindowsのシェアが圧倒的だけど、WEBサーバのシェアはそうではないと思う。
だけど、脆弱性をさらけ出すのはMicrosoft社製品の方が多いことからして、単にシェアの多寡が問題ではなく、この会社の開発能力や改善への意気込みが信頼出来るものではないと、僕は考えたのさ。

近い将来、日本の企業グループがLinuxにGUIを搭載した素人フレンドリーなOSを出してくれるかも知れない。
そうなってからでもいいけど、もしWindowsに我慢がならないのであれば、今ならMacOS Xの採用を検討してね。
むしろ、古いMacOSユーザーがMacOS Xに乗り換える方が難しいかもね。
周辺機器で使えないものが出てくるだろうし、使い勝手はどちらかと言えばWindowsに近いかも知れないから。

「セキュリティー」の巻
Date: 2003-03-07 (Fri)
sendmailとOpenSSLのセキュリティーホールに対するパッチがMacUpDate2003-03-03に入っていたので、導入してみました。
使ってない機能だけど(爆)。

WEB紙芝居の掲示板に「Windowsユーザーはセキュリティーホールで騒ぐな」と書いて物議を醸した(?)訳だけど、「そもそもインターネットなんてセキュリティーホールだらけだし、安全なオペレーションシステムなんて存在しないのだから」と補足しなければいけなかったね。
強いて言うのなら「シェアの少ないOSが安全」なんだけどね。

有名なクラッカーの言葉を借りると
「どんなにいかした新しい技術が出てきても、そいつを破ろうというクラッカーの意欲を駆り立てるだけだ」
「ネットを通じて可能なことが増えれば増えるほど、ますますわれわれクラッカーの出番も増えるのだ」
と、いうことなんです。

セキュリティーホールを発見するのは大抵メーカー外部の第三者であり、これを通報/公開するような善意の人を“ハッカー”と呼び、自分の目的のために悪用するのが“クラッカー”なんだと認識しているのですが、違いますかね?

Internet Explorerはセキュリティーホールの宝庫であり、IEの「戻る」ボタンのセキュリティーホール問題なんかは笑わせてくれました。
このセキュリティーホールを折角報告してもらったのに、Microsoft社は「ユーザーが行なう特定の操作が前提条件となっているので、わが社のセキュリティー上の脆弱性の定義に該当しないと判断した」と回答していました。
その後改善したのかは知りませんが、ブラウザの「戻る」ボタンを使うのが「ユーザーが行う特定の操作」だから特殊なケースってのも凄い感覚で、“わが社のセキュリティー上の脆弱性の定義”の範囲がどの程度なのか実に疑わしい限りです。
Mozilla(Netscape)にだってセキュリティーホールはある訳ですから、Internet Explorerだけを悪者にするのは間違っていますが、WindowsユーザーがIEのパッチをあてるとシステムが不安定になるってのは、このブラウザがOSの一部に組み込まれてしまっているからでしょう。
近頃はWindows Media Playerまで、OSに組み込むようになったようですね。

クラッカーにとっては「攻撃による混乱の大きさが、標的の魅力」なのだそうですから、Macが安全なのはシェアが低いだけってのは、当たっているでしょう。
しかしトップシェアであるWindowsの、メーカーの対応能力は凄いものです(爆)。
Microsoft社はユーザーに対して、パッチファイル使用時の指針を以下のように示しています。
(1)本当に必要なのか、判断して利用の是非を決める
(2)事前にテストを行い、システムへの影響を確認する
Windowsユーザーって、レベルが高いから出来る芸当ですね。
僕には(1)も(2)も出来ませんね。
「よほど無知でない限りWindowsMeなんて使わない」なんて書いたのは、僕の誤りですね。
「よほどの知識と技術がなければ、Windowsなんて使えない」というのが正しいのでしょう(笑)。

「自慰さんの閉鎖」の巻
Date: 2003-03-05 (Wed)
WEB紙芝居を広く紹介して下さったポータルサイト「自慰」さんが、閉鎖となった。
メールを見てすぐにアクセスした時には、もうサイトは無くなっていた。
硬派な印象を受ける、独特な感性の方だったと思う。
テキストのフォントサイズや行間で“間”を取る「侍魂」スタイルを嫌っていたのが印象的だった。
なんでも、就職のためにサイトを閉鎖したとか…。
案外とお若い方だったんだね。
お世話になりました。

「なぜ、Windowsを使うのか?」の巻
Date: 2003-03-03 (Mon)
僕は2001年までWindows95/98を使いつづけてきた。
2002年にMacOS X搭載マシンを購入し、Windowsと訣別したのだった。
おかげでプリンタもスキャナも、現在は埃を被ったまま眠っている。
投資したアプリケーションもWindowsとともに捨てた。
OSを換えるということは、全く犠牲の多いことなのだ。
だからみんな、Windowsが捨てられないのだろうね。

僕は4年間Windowsを使ってみて、その独善的仕様がどんどんエスカレートしていくのに我慢がならなかった。
Internet Explorer 5.01のJavaVMが、一部のJAVAアプレット実行時にブラウザをクラッシュさせるので、5.0に戻したいと思った時、Windowsを95に戻し、更に98の最初のバージョンを入れ直さなければならなかった。
5.5が出てようやく良くなったけれど、それまではNetscapeユーザーだったのだ。
ひとつのアプリを変更するためにOSの再インストールを何時間もかけてしなくてはならないなんて、まったく、なんという仕様だろう…。

サービスパックを入れてシステムが不安定になる、セキュリティーホールにパッチをあてても不安定になる。
そんなニュースばかりのOSだから、改善されたバージョンをひたすら待った。
しかし、2000もMeも、調べたら欠陥ばかりが指摘されていた。
そんな訳で、時代とともに性能の相対的後退を実感しつつも、僕はマシンを買い替えることが出来ないでいた。
セキュリティ面で、ユーザーのローカル環境にウィルスなどが侵入する窓口は、ブラウザとメールソフトだろう。
よって、これはユーザーが任意に選べるようにすべきだけど、WindowsはInternet ExplorerとOutlook ExpressをOSと密接なソフトに仕立て上げているので、Windows環境ではこのふたつが最も使いやすい。
だから狙われるわけなのだ。
賢明なWindowsユーザーならば、このふたつを使わないだろう。
販売店にはWindowsマシンばかりで、店員もWindowsしか分からない環境の中、無批判にWindowsマシンを購入してしまう初心者が、このふたつのソフトを盲目的に安心して使うことは責められない。
しかし、2年も使っていれば、その性能は認めるとしても、その安全性に対しての危惧は持つだろう。
発売されたバージョンに不具合があり、クレームによって無償アップグレードがおこなわれるのは、コンピュータソフトにはよくある話だけれど、Windowsにはそれが多すぎて、しかも、正直にパッチファイルとして供給するのではなく、サービスパックという名前にして余分なオマケソフトを抱き合わせ、何がどう悪かったのかを誤魔化そうとしていた。
サービスパックという名前から、導入は任意のようなイメージを受けるけれど、実は導入しなければいけない必要なパッチファイルも含まれていたのだ。
更に悪いことに、そのサービスパックを導入して、動作が不安定になるシステムもあったりした。
Microsoft社自身が、システムを不安定にする危険性を自覚していて自社サーバにパッチをあてていなかったことは有名な話であるし、MS社セキュリティ担当マネージャが「使っていない機能のセキュリティホールにパッチをあてることは、システムにとって必ずしも好ましくない選択」と言っているニュースに、この会社の超一流の販売力に隠れた二流の技術力と三流の企業モラルが垣間見える。

最後に付け加えると、Windowsのセキュリティーホールの多くは、Microsoft社自身が発見したのではなく、善意のユーザーの発見/報告を受けて、Microsoft社が認めたものだけが公表されている。
設計上どうしようもないセキュリティーホールについては、Microsoft社は無視している感があるし、パッチ(不完全だけれど)を開発できたものだけを認めて公表していると疑っても、あながち大はずれでもないだろう。

Windowsはユーザーも多く、周辺機器もアプリも充実しており、フリーソフトも沢山あって便利です。
だから使っているのでしょう?
安全性なんて無視して。
だったら、Windowsユーザーはセキュリティーホールやウィルスなんかで、騒いではいけませんよ。
“シェアの少ないOSがリスクも少ない”ってことを念頭に、自分が使いこなせるOSとして、MacOSを選んだのでした。
僕は左利きに生まれて差別もされ、不便な目にも遭ってきました。
Macユーザーとなることは、左利きほど不便ではありません(爆)。

 「また、やっっちまったい!」の巻
Date: 2003-03-01 (Sat)
WEB紙芝居の掲示板に「よほど無知でもないかぎりWindows Meなんて使わない」と書いてしまった。
早速、お叱りを頂戴した。
かなり押さえた投稿だったけど、こめかみに青筋が立っていただろうねえ…。

98からMeにアップグレードした人がいたんだ…。
たぶん、Meの評価が出揃う前の早期に、98の酷さに堪えかねて導入したんだろうね。
Windows2000では、フリーズが98の三分の一になるっていうから、Meも98の二分の一ぐらいにはなったのでしょうか。

NT系の2000では継承できない環境もあったでしょうから、98からMeへのアップグレード(?)を選択した人って、多いのかな?
ともかく、暴言をお詫びします。
たまたま、その時に資金があったのが不運でしたね。

この先、XPを導入するのでしょうか?
たぶん、するんでしょうね。
セキュリティーホールもウィルスも、みんなで喰らえば恐くない。

 「セクハラとストーカー」の巻
Date: 2003-02-28 (Fri)
桶川女子大生殺人事件において、ストーカー被害の告訴に対し警察当局の操作/対応が杜撰であったことについての民事裁判で、警察側の反証の中に「被害者は性的に奔放」という表現があった。
遺族の胸を締め付ける表現だけれども、百歩譲って気に入った男とのセックスを“一緒にダンスを踊る”程度に考える日常であったとしても、だからストーカーにつきまとわれ、殺されていいはずはない。

20年以上前の“にっかつロマンポルノ”の名作に「女教師」という作品があったけれど、生徒に輪姦された未婚の女性教師が「処女であったかどうか」が、劇中の校長先生最大の関心事であった。
ここで表現されているのは“処女ではない未婚女性の貞操価値”を低く見積もって、同時に性的被害程度を軽いものにすり替えてしまおうとする、卑怯な社会通念に対する批判に他ならない。
たとえ売春婦であったとしても、同意できない性交渉は精神的苦痛であろうから、性的被害の程度が女性の性交渉の頻度によって判断されるのは間違っている。

とは言え、女性特有の、性に対する欲望と羞恥の複雑な精神構造が、男性の客観的価値観を歪めてしまう点は否めない。
性的なシーンにおいて、女性は同意も拒絶も全て言語的には拒絶であるから、拒絶は同意の裏返しという男性の恣意を生む。
“さあ、どうぞ”と挑まれると萎えてしまうのが男性心理であり、拒絶されるから熱くなるのが“オトコ”なのだ。
性的に、男性が能動的であり女性が受動的であるのは人類の文化なのだろうから、受精や出産をコントロールする時代が来ても、性交渉それ自体はこの“伝統”を維持していくでしょう。

セクハラ法やストーカー法が出来たのはいいことだけれども、男性には女性の複雑な精神構造を見抜くことは無理なので、ストーカーもセクハラも無くならないだろうね。

 「少女、侮るべからず」の巻
Date: 2003-02-24 (Mon)
娘が音楽の時間に“サウンドオブミュージック”を習ったらしい。
お父さんはジュリー・アンドリュースが大好きなので、早速レンタルビデオを借りてきて一緒に見た。
3時間近い大作だけど、音楽がいいので、娘も飽きずに一気に見ることができた。
主人公のマリアが、トラップ大佐への思慕の情を自覚出来ず、葛藤するところがこのドラマの山場のひとつだ。
さすがに九歳の娘ッ子には理解るまいと隣を見れば、「惚れてるんじゃん。何やってんのかね~」だって。
おいおい。

 「ひょっこりひょうたん島」の巻
Date: 2003-02-21 (Fri)
“モーニング娘。”が「ひょっこりひょうたん島」を歌っています。
子供の頃、ほとんど欠かさず見ていた人形劇です。
ひょうたん島の通貨単位が“ガバス”というのを覚えています。
自己陶酔型善人の大統領“ドン・ガバチョ”からきているんですね。
ちなみに、「ネコジャラ市の11人」の通貨単位は“ジャラス”でした。
当時、NHK総合の午後6時05分から放送していました。
“モー娘。”を聞いて、子供の頃の想い出が蘇ります。
昨年死んだ、両親のことなども…。

もうすぐ小学4年生になる娘と、同じ歌を歌えるのは楽しい。

「著作権というもの2」の巻
Date: 2003-02-21 (Fri)
前回の記事では言葉が足りず、誤解を招くようなので補足します。
僕が非難しているのは、“無断転載”で“他人の作品”を集めている「作品集」サイトなんですね。
その利便性から擁護する意見もあるでしょうが、無断転載に抗議する投稿も時々見かけるし、作品に対する作者の思い入れが痛いほどよく解る、ヘタクソと謂えどもクリエータのひとりとして、僕の感情は“反対派”に傾斜します。
ただ見るだけの人にとっては、とてもお手軽で便利なサイトだということは解るんですけれど、掲載するには作者の許可をもらうべきだと言いたい訳です。
WEBでの使用がまず大丈夫だとは思うけれど、確認する方法が無い場合に念のため「著作権に問題があったら削除します」と入れるケースを、非難している訳じゃないのです。
オリジナルがどこにあるのか、解らない場合だってありますから。
でも実際は、オリジナルサイトから無断で転載している場合が多いですね。
作品集作りの主旨などを説明すれば、転載許諾を得る可能性も無いとは言えないでしょう。

漫画家の著作権が二次著作物であるアニメーション映画に及ばない判例や、写真家の著作権がその写真を使ったコラージュ作品に及ばない判例などを見ると、非言語系作品の著作権は言語によって裁かれる法廷では弱いのかも知れない。
そういう例から、WEB上でのコラージュ作品や、漫画サイトのいわゆる“版権もの”は大丈夫でしょう。
商標法に基づく訴訟や肖像権、名誉毀損の訴訟については、話が別ですが。

GOODKEYを評価することを書いてしまいましたが、転載自由素材の表記を怠っただけでアカウント削除になった気の毒なユーザーがいました。
「リソースをかき集めてコンテンツを作る」サイト以外が削除されたのはショックでしたが、その違反の程度は第三者には解りませんので、アカウント削除が正当なものなのかどうかを評価することはできません。
しかし、削除された人は規約遵守の意志があったようですし、どうも、たった1枚の静止画像に無断転載の嫌疑がかけられただけのようです。
その静止画像も転載フリーのものだったのに、それを明示していなかったからアカウントを失ったんですね。
この程度でアカウントを奪うのは、ちょっとやり過ぎでしょう。
削除された人からの猛抗議が投稿された掲示板は、その後削除されてしまいました。
しばらく静観していましたが、管理者の思惑が“著作権遵守”ではなく“アカウント整理の口実”であったことは、その後説明責任を放棄したまま過去を一方的に清算した点で明白ですので、GOODKEYを評価した前言を撤回します。

なんだかんだ書いてますが、要はWEBにおいて“気に入ったものを見つけたので紹介したい”のならば、リンクすればいいと思うのです。
わざわざ作品のコピーをサーバに上げて容量を消費し、回線を重くするのは、同じサーバを使う他のユーザーの迷惑です。

 「著作権というもの」の巻
Date: 2003-02-13 (Thu)
まあ、僕の作る作品は僕以外の人にとっては面白くもないものなので、無断転載されたりはしないのだけれど、手間ひまかけて作った作品が無断転載されたりしたら、気分を害するであろうことは想像出来る。
他人の作品を一同に集めて閲覧させるサイトの利便性は大いに認めるけれど、転載許諾が無いものはよくないな。
リンク集にとどめるか、作者による投稿制とするのがいいだろう。
「著作権に問題があったら削除します」っていうのは、「万引きが見つかったら商品を返します」と同義に思える。
GOODKEYというサーバでは、こういうネット上にあるリソースをかき集めてコンテンツを作るようなサイトを禁止した。
見つかれば、アカウント削除である。
これは、評価できる対応だと、僕は思っている。
無料で閲覧/保存できるのはWEBの構造上、著作権者があらかじめ暗黙の了承を与えている行為だけれど、それを別サイトで二次的に公開することは、著作権者の許諾を必要とする。
僕みたいな素人の、ヘタクソな作品だって例外ではないのだ。

「WEBデザインを独善的に語る」の巻
Date: 2003-02-12 (Wed)
スタイルシートの優れた点は、アンカーポイントの埋め込みとか、表記の統一性とか、僕が思うのは論文サイトでの利便性に尽きる。
視覚デザインは文字サイズ、行間サイズで壊れてしまうので、あまりあてにしない方が利口だ。
Macの字間は等倍フォントでなくてもWindowsより微妙に広いし、Macでの文字サイズ100%がWindowsでのInternet Explorerの文字サイズ「中」と同等である保証はない。
同じmozillaから派生したWazillaとChimeraを比較すると、Chimeraの100%はWazillaの120%ぐらいに表示される。
HTMLで文字を表示する以上、凝ったレイアウトにしない方が賢明なのだ。
記事自体に意味があるサイトはそれでもいいのだけれど、視覚効果に意味がある(少なくとも制作者の重点がそこにある)場合、イメージファイル(JPEGやPNG)を使う方が、環境の違いがレイアウトを崩さず、いいのではないだろうか。
画像の中にリンクを埋め込むことは

タグで可能だし、スライスして並べる方法もあるのだし。
更新に不便という問題点はあるけれどね。
それと、重くなる、という問題。
でもね、レイアウトに凝るサイトって、重さなんか考えてないでしょ?
トップに直リンクのWEB RINGナビを山ほど貼付けて、アニメGIFのリンクバナーで溢れたリンク集なんか作っているもの。

僕のディスプレイは1024×768だけど、全画面でブラウザを開いたりしていない。
ドラッグ&ドロップ機能が強いMacでは、画面全域をひとつのウィンドウで占有するような使い方は不便なのだ。
1024×748サイズを前提に座標を設定しているレイアウトが、それと違うブラウザサイズでは、どんなに悲惨な構図となるか、想像してみたまえ。

 「30000アクセス突破」の巻
Date: 2003-02-11 (Tue)
WEB紙芝居サイトが、開設7ヶ月足らずで30000アクセスを突破した。
この間の一日平均アクセスは、146ってところか。
今は長い間作品を出してないので、100前後になっているね。
一番最初にGeocitiesに作ったサイトが、500アクセスを超えた時には、すごく嬉しかったな。
今は一週間足らずでこれを超える。
初心忘るるべからず。

「WEB紙芝居サイトをフレーム化」の巻
Date: 2003-02-04 (Tue)
僕の環境(MacOS X 10.1.5)において、WEBサイトを見るだけなら、chimera(MacOS X専用)というブラウザが速くてよろしい。
しかし、このブラウザはまだ未完製品で、インライン入力しか対応していない。
何が困るかと言うと、CGIによっては、入力フォームに日本語を書き込む場合、僕の環境では文字確定まで別ウィンドウに入力する。
確定とともにそのウィンドウが消えて、フォームに文字が転写される訳だけれど、この非インライン入力に対応していないから、確定せずに入力ウィンドウを閉じることで、最終候補がフォームに転写されるという方法しかないのだ。
これは文章を書くのに、はなはだよろしくない。
そこで、Wazilla(Macビルド)を使う頻度も高くなる。
以前あった日本語入力での不具合も解消されて、随分と良くなっている。
偉いぞ!もじら組Macチーム!!
タブ式ブラウザなので、この点も便利だ。
しかし、サイトナビをFLASHで作ってあると、新規タブで開きたくても出来ないじゃないか…。
そんな訳で、別窓仕様が多かったサイトデザインを、フレーム仕様に変えたのでした。

「よく落ちるサーバ」の巻
Date: 2003-01-29 (Wed)
GOODKEY.NETがまた落ちている。
ほとんど、個人サーバなみの頻度だね。
あれで広告スポンサーがついてくるのだろうか?
管理人の柔軟さが魅力だと思っていたんだけど、経験と思慮が浅いだけなのかな?
なんでもOKな自由空間なんて、無理なのだろうか。
ゲームCGI全面禁止の次は、チャットCGI全面禁止。
そのうち、sendmailも使えなくなって、PHPもSSIもダメになったりして。
それじゃ、普通の無料レンタルサーバじゃん。
いや、これだけ落ちるサーバは、他に無いか…。

 「広告が自動変更に」の巻
Date: 2003-01-25 (Sat)
この“わんぽいんと”サーバの広告は、CGIを除く全てのページに自分で挿入する方式だった。
メールで送られて来るHTMLタグを、自分でコピペするのである。
僕はCGIにも広告を出すようにしていたが、今回からIFRAMEを使った自動更新型に変更されたので、CGIの広告挿入スクリプトは一部カットさせてもらった。
一応、CGIには広告挿入義務が免除されているからね。
この「草餅」もCGIで更新する訳だけど、メインコンテンツだから、広告を表示します。
僕は自分の体験から“わんぽいんと”を推奨しているけれど、HTMLタグの知識に自信の無い人は、やめておいてね。
サポートが全く無いサーバだから。
また、ゲームCGIとかアップローダCGIなんかを設置すると、即座にアカウントを失うよ。

「御意見乞う!」の巻
Date: 2003-01-22 (Wed)
どうも釈然としないので、このスレッドを読んで、御意見を賜りたい。(既に削除されたスレッド)

 「アクセス拒否」の巻
Date: 2003-01-15 (Wed)
GOODKEY.NETには、一般ユーザーから自薦でスタッフになり、他のユーザーをサポートしている人たちがいて、なかなか優秀な人たちなんだけど、サポート掲示板にはスタッフ以外の一般ユーザーも回答を寄せていて、こちらもなかなかなのである。
その中でも知識やWEB技術に非常に長けている人がいるんだけど、その人のサイトが僕のブラウザでうまく表示されなかったんだ。
技術の無い人のサイトじゃないから、ブラウザ側に問題があると考えた。
日頃から、Mac用ブラウザの機能面での不備を感じていたから、こういう技術のある人の意見をブラウザ開発チームにフィードバックできたらいいなと思った。
ただ、Macからのアクセスで必ずそうなる確証があった訳ではなかったので、掲示板で他のMacにこのサイトの表示確認を呼び掛けたんだ。
そうしたらね、この掲示板のスレッドに掲載したこの人のURLをクリックしても、元のスレッドに戻って来ちゃうんだ(笑)。
Javascriptでリンク元を取得し、そのリンク元が僕の掲示板だったら、僕の掲示板に飛ばす命令を書いているんだろう。
反応の素早さに失笑しちゃったけどね。
GOODKEYにある僕のサイトには、掲示板はもちろん僕宛のメールも送られるようにしてあるから、あれだけの知識と技術がある人なら、ブラウザ側の問題点とか指摘してくれるだろうと思っていたのにな。
暗い性格の人なのかも知れない(ぼそっ)。

 「ドメインをもらう」の巻
Date: 2003-01-07 (Tue)
暮れの28日からずっと仕事で、まだ2日出勤しなくてはならない。
疲れもピークなので、メインサイトの更新(本気モード)に取りかかる気力が無いのだけれど、退屈しのぎにGOODKEYのサポート掲示板で回答者をしていたら、ご褒美にクリスマス諸島ドメインを分けてくれた。
http://microso.ft.cx/
言わずと知れた“Microsoft”パロディドメインである。
GOODKEY.NETのオーナーが買ったドメインが“ft.cx”だったので、“microso”を付けてMacファンサイトをやりたい、と掲示板に投稿したら、採用されてしまった訳だ。
サイト名も“microsoft.cx”とした。
よく見れば“so”と“ft”の間にドットがあるという、ありきたりなレタリングなんだけどね♪

「GOODKEY.NETはさぁ…」の巻
Date: 2002-12-28 (Sat)
深夜やたらと重いし、FTP切れやすい。
ユーザーに出来るだけ自由を与えようとして、CGIもSSIもPHPもsendmailも使えるようにしてくれている、とても理想的な無料レンタルスペースなんだけど、それが仇となっている。
ファイル置き場と化して、サーバが過重気味だね。
ボランティアスタッフが不正使用者狩りをしているけれど、見つかるのは氷山の一角でしょう。
この“わんぽいんと”の方が、ずっと軽い。
良心的な“無料サービス”は、インターネットという無法地帯で朽ち果てていくのだろうか。
無断で画像を持ち出したり、直リンクしたり、著作権も肖像権も無視されているもんね。
WEBでの新しいビジネスでは、こういった権利侵害者を特定し、課金して報酬を得るものが繁盛するようになるでしょう。
中学生が作って公開したアイコラが訴えられて、莫大な示談金のためにローンが残っている家を手放す、なんて時代が来るかも。

「GOODKEY.NETのアカウント取得」の巻
Date: 2002-12-25 (Wed)
前から気になっていたGOODKEY.NETにサイトを開設した。
とりあえず、テキスト広告のみの10MB。
バナー広告なら容量無制限みたいだけど、最初はこんなもんで充分でしょう。
「WEB紙芝居」の新作も作らず、新しいサイトを開くのもなんだけどさ。
で、何をやるのか。
WEBでは弱小勢力で、しかも良いブラウザに恵まれないMacユーザーの反撃(遠吠え)サイトでもやらかそうかと…。

まだ、アカウント取ったばかりで何も無いけど→side by site
衛星サイトがまたひとつ増えたって訳です。(–;)

「好きな絵柄」の巻
Date: 2002-12-22 (Sun)
以前にも書いたことがあるけれど、僕は漫画雑誌をもう20年近く買ったことがない。
若い同僚が買って来る雑誌の「あぶさん」と「釣りバカ日誌」は読んでいたんだけど、彼が本社に戻ってしまった今では、床屋で待つ間に「ドカベン(プロ野球篇)」を少しづつ読み進んでいるぐらいかな。
テレビの漫画アニメは、子供が見ているので一緒に見る機会もある。
僕が好きなのは「おじゃる丸」と「あたしンち」。
絵柄が好きなんだよね。
原作を見たことはないんだけれど、いい画風だなあ。
WEBで最近見つけたのがまめ小屋さん。
僕好みのいい絵を描く。
サーバがinfoseek(広告の洪水)なのが玉に傷。
センスある女性が肩の力を抜いて描く絵柄って、ホントかなわないな。

「紙芝居ぢゃないやい…」の巻
Date: 2002-12-18 (Wed)
失敗したなって思っているは、“WEB紙芝居”というネーミング。
いちばんはじめに作ったサイトでGIFアニメのコーナーを作った時に、漫画のコマをスライドショーみたいにして見せる作品だから、恥ずかしくてとてもアニメーションとは言えず、自嘲気味に“紙芝居”と名付けたんだけどね。
その後、いろんなサーバにサイトを開設するたびに、“WEB紙芝居”コーナーも移転したりして、媒体もGIFからPNG+JavaScript、MNG+JAVAという具合に変遷してきたんだ。
このサイトを開設する前後に、MNGで作っていた作品をSWiSHでSWFに作り直し、「TOKYO HANDS」以降の作品は、FLASHで作っている。
まだアニメーションと呼ぶには恥ずかしいレベルなんだけど、単なる漫画スライドショーからは進歩してきたと思うんだ。
WEB COMIC RANKINGに登録した名前が“WEB紙芝居”であり、その名前の変更が許されないシステムなので、僕の作品群の総称を“WEB紙芝居”とし、FLASHUPにサイトを開設した時にサイト名にもした。
でも、アニメーションへの憧憬捨てがたく、“Static animated cartoons”(静的動画)という造語をサブタイトルにしてみた。
残念ながら今のところ、アニメーションとして認知されるまでには至らず、リンク集サイトでは、一応FLASHサイトとしてカテゴリーに分類してもらっているけれど、中にはご丁寧にも「紙芝居」という項目を作って掲載してくれているところもある(泣)。
また、「紙芝居」をキーワードにして検索サイトから来て下さる方も多く、見たらガッカリしてんだろうな、たぶん。

僕の作品よりもっと“紙芝居”なFLASHが、アニメーションと呼ばれているのに嫉妬してたりします(爆)。

「霊魂について3」の巻
Date: 2002-12-17 (Tue)
インターネットにクラッカーや“荒らし”が存在するように、霊にも悪い奴が大勢居る。
僕みたいにチラッとしか見えない者には影響も少ないんだけど、霊と対話出来ちゃう人の中には、それを「啓示」と受け取って宗教を始めてしまう人も居る。
その正邪を見極めることなんて、もちろん僕には出来ないから、とりあえず全てと距離を置いているんだ。
霊によって言い回しが違うし、どの霊も自分以外を信じることを許さないから、それぞれを信じる人間同士に闘争が生じたりする。
また、既存の教団の中においては、教典に対する学習能力によって階級を与えられ、宗教が成立した当時の精神文化を墨守しそれを信者やその外側に居る者に強要するので、それも闘争の原因となったりする。
更にそれら“聖職者”の中には霊との対話を経験する者が居て、教団の中に教団を作る。
それが宗派となって分岐していき、それも闘争の原因になったりする。
今やボーダーレスとなった地球世界なのに、これじゃいけないと思うのだけれど。

“思索や嗜好によって判断する存在”は、どんなに高級な存在であったとしても、それは「霊」であって「神」ではないと思う。
神道や道教ではそういうものも神として祀っているけれど、キリスト教で謂うならば精霊ってものだろうか。

物質で構成されたこの宇宙に物理法則が存在して破綻が無い如く、「神」ってものは霊界を含めた全ての世界全体に作用する摂理みたいなもののような気がする。
擬人化できる神の正体は、たぶん高級な(もしかすると邪悪な)霊なんだと思う。

あの世からの警句が宗教の本質なのだと思う。
それは、摂理を乱すな、摂理に反するとその反動で痛い目に遭うぞってことなんだろう。

でもさ、霊と対話出来ない者が霊と対話した者の言うことを盲目的に信じる時代は、もう終わったよ。
肉体に治癒能力があるように霊にも自浄能力があるから、自分で正しいと信じられる生活をして生きていけばいいのさ。
自己満足でいいんだよ。
愛のある暮らしがいいよ。
ペットを飼うのもいいし、結婚して子供を作るのもいい。
寂しいのはよくないよ。
孤独が好きだと思っていても、それは社会生活でのスキルの欠如をすり変えているだけで、君の霊魂は孤独を望んではいないよ。
孤独にならないように工夫して生きていくだけで、「神から与えられた使命」は全うしたと思っていいよ。
たぶん。

 「霊魂について2」の巻
Date: 2002-12-16 (Mon)
“自分自身の奥深いところにあるココロ”って長いから、「ココロ」と表記することにする。
これに潜在意識とか自我なんていう言葉を使うと、これを用語として確立している分野から、お門違いな定義の誤謬を指摘されたりして鬱陶しいから、避けておこうという訳だ。

昔「地図の歴史」という本を読んだことがあるのだけれど、本来球体の上に存在する地理を平面で表現するためにいろんな手法が開発されてきた。
どの方法にも必ず矛盾が発生する訳だけど、方位、距離、地積などの目的が明確であり、それを優先するために生じる矛盾が明らかにされているので、例えば方位を優先する図法で地積を求めたりはしない。
宗教の教義も、この球面の地理を平面で表現しようとする行為に似ていると僕は思っている。
地図が狭い領域を扱っている場合、例えば方位を優先する図法でも距離や地積に大きな矛盾は生じないように、宗教の教義も個人の一般生活に関わる部分には矛盾は無いだろう。
社会道徳に聖書の一部を引用しても、それを僕が否定しないのは、専らこの理由による。
コーランや仏典からの引用も、またしかりなのである。
でも、僕たちが共通して体験出来るこの宇宙空間で生活している間の規範は、別に宗教じゃなくてもいい時代になっていくべきだと思う。
宗教は僕たちの生活している空間を内包した、神霊レベルも含めた全体を写し取ろうとしているのだけれど、これは前述の地図の図法で言うと、球面全体の地理をひとつの平面に写し取ろうということなのだ。
どこが矛盾でどこが正しいのかは、僕には解らない。
解らないから、宗教を信じようとは思えない。
教典の類いには、その成立時期の文化的価値観が紛れ込んでいる。
また、僕たちのいる世界の外側は、どうやら僕たちの言語による思考の範疇を超えているようだ。
言語による思索では捉えられない世界について、あれこれ論議することは茶番だと思う。
「聖書」から「黙示録」が削除されない以上、「黙示録」を受け入れられない人は洗礼を受けるべきではない。

トルコの学者だったか外交官だったか忘れたけれど、「日本人は共通の宗教を持たないのに秩序正しいのが不思議」とコメントしている記事を、以前目にしたことがある。
むしろ、そんな日本人の宗教スタンスが正しいと、僕は思っている。
血の気の多い他民族国家で、教養レベルも低い地域では、社会の安定に厳しい戒律のある宗教が必要なのだろう。
だけど、僕たちの居る時空の領域外についての解釈の違いで闘争するなんて、馬鹿げているね。
信者の数や成立が古いことが宗教の正当性を担保していない以上に、闘争に勝つことが宗門の正義を保証してはいない。
言語的ロジックで相手を言い負かしたって、虚しいだけだよ。

本来僕たちの知覚や知性を超越している世界について、あれこれ考えるのは余計な闘争や疑問を生むだけなんだ。
人は霊的に永遠な存在なんだけど、それを説明する意味は無い。
何か目的や使命を持って生まれてきたのではなく、生きている間は“生き抜いていく”ことが使命なんだと思う。
今存在している僕たち自身の人生を体験すること、そのもの自体が生まれてきた目的なんだ。
ココロが豊かになるような人生を、送ろうじゃないか。

「霊魂について」の巻
Date: 2002-12-16 (Mon)
“WEB紙芝居”のレスポンスで触れてしまったので、書くことにする。
とりとめも無く書いていくけど、ご容赦願いたい。

他人には信じがたいことだと思うし、要らぬ中傷や揶揄を受けるのもご免蒙りたいので、こういう話題をネットに載せること自体、本来避けたいのだけどね。

僕は子供の頃から他人には見えないモノが時々見える。
見る頻度は極めて低いし、記憶が曖昧なものも多いので、それをここに具体的に書くことはしないけれど、ともかく僕自身が体験的に“霊”とか“神”とか、そういった類いの存在を否定出来ない人間であることを断っておく。
僕が宗教に懐疑的なのは、出発点が教義教典に感銘したりしたからではなく、僕が体験したことの正体や意味を知りたくて、宗教に関心を持ったからなのだ。

話が飛躍するけれど、人は他人を騙すことが出来ても、自分自身を騙すことは難しい。
知性や思考の届かぬ奥深いところに“自分自身”が存在する。
スポーツ競技の訓練がしばしば過度になってしまうのは、スキルの獲得以上に、“自信の獲得”、“不安の払拭”がそれによって満たされるからに違いない。
自分自身の奥深いところにあるココロを説得するためには、まわりくどいプロセスが必要なのだ。
自分自身の奥深いところにあるココロが信じたものは、ほとんど間違いなく実現するのだけれど、それがなかなか難しく、知性や教養というものが、それを邪魔したりする。
“信じる”ってことは、それぐらい難しい。
僕が今まで接して来た宗教信者は皆、その宗教を熱烈に“信じたがって”いたし、自分自身でも“信じている”と思い込みたがっているのだけれども、膨大な教義にどんなに造詣が深くても、ただそれについて非常に詳しく“知っている”人としてしか、僕の目には映らなかった。
彼等もそのことについては無自覚な危惧があるのだろう、ことさらに排他的であったり、攻撃的であったりする。
言っておくけれど、僕は何かを“信じたがって”いる人を非難するつもりはないよ。
ただ、他人に“信じさせよう”とする人が嫌なんだ。
僕は体験的に霊魂を否定出来ないし、そういうものにも秩序があって、それを司宰する高級な存在があり、その先には“神”のようなものもあるかも知れないと感じている。
多くの霊魂は生体から出てしまえば我々生者の世界とは無縁な、別の世界を生きていく。
僕たちが時々見てしまうのは、奥深いところにあったココロが死してなお「未だに生きている」と信じ込んでしまっている存在なのだと思う。
多くの人は知性で“霊魂なんて存在しない”と知っているけれど、奥深いところにあるココロは“生体を出た後に行くべきところ”を知っているので、この世に留まったりはしない。
ただ、若くて壮健な場合などは、奥深いところにあるココロも“突然の死”を予測していなかったりするのかも知れない。
ココロが奥深くしまい込まれる以前の幼児期に宗教的価値観を擦り込まれる地域に生まれた者も、またそうでない者も、等しく“生体を出た後に行くべきところ”の情報を持っているので、別に無宗教でも無神論でもかまわない。
“行くべきところを見失った”者たちを救済する術は、僕には能力が無いので解らないけれど、そういう使命を持った人たちが、あちらの世界にもこちらの世界にもいるみたいだよ。

精神の安寧を求めて信仰を持つことは悪くないと思うよ。
先に書いたように、奥深いところにあるココロってやつは厄介だからね。
ただね、特定の宗教が持つ価値観で、他人を裁かないでね。

人の正体は霊だけれども、肉体に宿っている間は物質の法則に従い、霊については霊的な存在になってから学べばいいんだよ。
霊的な力を利用して、この物質世界での成功や、霊になってから行く世界での高い地位を獲得しようとする試みは、多く邪悪なものの介入を招くから危険なんだな。
…って、そんな宗教に入信してる人は少ないだろうけど。
でもさ、「終末」を予言して「救済」を餌に信者を集めているあの世界的宗教の教祖が、中東の生まれなのに髭と長髪がカッコイイ白人美男子として描かれている矛盾に、信者は気付かないのかいな。
“十字軍”とか“魔女狩り”とか、僕はあまり良いイメージを持ってないな。
華やかなデコレーションとサンタクロースはいいと思うけどね。
すぐ“聖戦”をしたがる連中も、生まれながらに階級が存在する連中も、ぜ~んぶ嫌い。
でも、それが無いと生きていけない人がいるんじゃ、仕方が無いかな。

 「GOODKEY.NETが…」の巻
Date: 2002-12-06 (Fri)
以前この草餅で“テキスト広告の無料サーバ”として取り上げたGOODKEY.NETが、ポップアップ広告になってしまった。
サーバ管理者の苦悩が垣間見えるアンケートも実施されている。
ネットサーファーなら、あのポップアップ広告が閲覧者の反感を買っても関心を買う対象でないことは、よく知っているよね。
GOODKEYの管理者コメントにも「テキストの方がクリック率が高い」と書いてある。
ポップアップ広告なんて開くと同時に閉じられるものだし、慣れた人ならタスクバーに仕舞い込んでおくでしょう。
誰があんなもの見るかい!
それなのに、GOODKEY.NETがポップアップ広告を採用せざるを得なかったのは…
…これは想像だけど、広告クライアントの意向でしょう。
WEBド素人のクライアントの目には、地味なテキスト広告よりも派手なポップアップ広告の方に、訴求力があると映るのでしょう。
どうせ連中はエロサイトしか見ないので、そしてポップアップ広告の騙しリンクに乗せられて、国際回線ダイアルQ2から法外な請求をされた経験者ばかりなのだ(爆)。
WEBでの無料レンタルビジネスが衰退するのは、景気の悪いことが勿論第一なんだけど、WEB広告メディアの統計的なデータや手法の商学的解析が遅れているからなんじゃないのかな。
そういうものが無いから、クライアントの意向に逆らえないんだろう。
テキスト広告をポップアップに替えても、クライアントサイトのアクセスは増えないよ。
WEBの広告は罪の無い“騙しリンク”なのだから、この「わんぽいんと」の手法の方が、巧みだと僕は思っている。

【補足 2002/12/14】
ちょっと覗いてみたら、テキスト広告に戻っていた。
いいぞ!GOODKEY.NET!!そうこなくっちゃ♪

「プロに間違えられた」の巻
Date: 2002-12-04 (Wed)
WEBにメールアドレスを出すと、未承認広告やウィルスメールが山のように来るので、サイトで公開しているアドレスにはhotmail.comを使っている。
MSNサーバに届いたメールをブラウザで読む形式なんだけど、チェックを怠りやすい。
たまたま何日か見に行かなかったりすると、広告メールの山なんだけど、その中に埋もれて、貴重なメールがあったりする。
発見が遅れると返信が遅れるので、その場合は大変申し訳無く思います。m(__)m
そんな中にFLASH製作依頼のメールなんかあったりする。
同じような文面をFLASHサイト運営者に軒並み送信して、クリエーターの囲い込みをやろうってんだな、と考えて、大抵無視しちゃうんだけど、中には再度、作品の感想も書いてメールを下さる方も居る。
今回も再度ご丁寧な文面のメールをいただき、ちょっと嬉しかった。
僕が、44歳の中年サラリーマンで、暇つぶしにFLASHを作っているだけで、立場上、納期のある依頼は受けられない旨、返信しておいた。
再びメールが届いて、僕がアマチュアだとは思っていなかったご様子。
プロフェッショナルに間違えられて、正直嬉しかったな。
iBook1台とFLASH 5しかない環境で作ってるんだもん。
スキャナーも無ければ、PhotoshopとかPaintshopみたいな高度な画像加工ソフトも無い。
そういう環境で作っているから、「プロ?」って思われると面映いけど、内心得意満面。
さっそく家内に自慢したんだけど、「ふ~ん」とつれない返事。
ま、家内に認められるレベルに到達しなければ、プロデビューはないな(爆)
“WEB紙芝居”サイトのアクセス数が減り始めてきた。
飽きられたか?

「差別意識」の巻
Date: 2002-12-02 (Mon)
少年たちが、ホームレスを襲撃して死に至らしめる事件がよく起こる。
この子供たちのバックボーンをよく知らないから、軽はずみな事は書けないけど、僕も子供の頃は浮浪者や乞食を蔑視していたな。
僕の親の世代は、太平洋戦争前の階級社会意識が拭いきれていなかったから、教育ママだった僕の母は「勉強しないとああなるのよ」と浮浪者や乞食を指してよく言っていたものだ。
教育ママってのは、実は「教育」には無関心で「学力/学歴」で人間の価値を判断する。
「子供の人格形成」なんかより「学力考査での得点能力」が唯一重要で、そのためには自分や他の家族の犠牲や経済的負担も顧みない。
高度経済成長と終身雇用制、国による護送船団方式という産業保護があったから、入学試験の難易度が高い学校に入れば人生バラ色だと、信じ込める環境ではあった。
僕の母は極端な人で、幼い僕が「なぜ、あの人は足が無いの?」と尋ねれば「悪い事をしたからよ」と教えるし、クラスメートを家に連れて来ると、その子が帰った後で「あの子は勉強できるの?」って尋ねられて、僕が「できない」なんて答えようものなら「もう、あの子と遊ぶのはやめなさい」って言う人だった。
そんな母だから、浮浪者など人間の屑だったんだろう。
幼い頃の僕も、浮浪者や乞食は犬や猫よりも生きる価値が無いものだと、思っていたよ。
反抗期に入って、同時にデカダンスなものへ憧れるようになる(当時はヒッピーとかフーテンなんて居たから)と、「西行法師だって浮浪者じゃん」なんて目覚めて、母の思惑から外れた息子になっていった。
もし僕が素直な子供で、母の思いどおりの秀才コースを歩んでいたら、鼻持ちならない嫌な人間になっていたな。
今の僕が素晴らしい人間って訳じゃないけどね。
そんな母も今年の3月に亡くなった。

終身雇用も崩れて、企業は学力考査の得意な若者の中から能力のある者だけを選抜して残す方向にある。
学力考査で得点能力が高い者は、従順で理解力があるから扱いやすい。
でも、企業は能力のある者にしか対価を払うつもりはないので、30歳で見切る方針だよ。
もう、お受験に勝ち抜けば人生バラ色の時代は終わったのに、浮浪者を襲撃する子供たちのニュースを聞くたびに、その子たちの背後に僕の母のような大人たちがいるように思えてしまう。

「アクセスランキング考」の巻
Date: 2002-11-30 (Sat)
アクセスランキングサイトの管理者から登録依頼のメールが来たので、また登録した。
こういうものは数を絞らないと票が分散してしまい、ランキングの順位は上がらないものだけど、相互リンクの一種だと考えればいいと思ってる。

ところで、こういうもののクリック率ってどれぐらいだろうか。
ふと調べてみたくなった。
僕が最も古くから登録しているランキングに「WEB COMIC RANKING」っていうのがある。
一番最初に作ったアニメGIFのサイトを登録して以来、新規サイトを作るたびにサイト移転という形でこのランキングだけは継続してきたので、現在の「WEB紙芝居」サイトは3代目にあたる。
サイトを開設するたびにカウンタをゼロからスタートしているので、今のサイトのカウンタは22000足らずだけれど、通算すれば約50000ぐらいが、僕の「WEB COMIC RANKING」登録サイトへのアクセス数だろうと思う。
今現在の通算得票数は3192票。(総合73位)
約16アクセスで1票獲得している計算だ。
この1週間では1360アクセスで79票。
約17アクセスで1票獲得。
これって、高いのか低いのかよく解らないので、サンプリングをしてみた。
サンプルは「WEB COMIC RANKING」のオリジナル部門で、近頃得票数を伸ばしている三つのサイト。
ほぼ24時間でのアクセス数と得票数の増加分を調べた。(暇人♪)
先週1週間で375票を集めたAサイトは、約24時間で2045アクセス/98票獲得。
先週1週間で365票を集めたBサイトは、約24時間で65アクセス/44票獲得。
先週1週間で392票を集めたCサイトは、約24時間で392アクセス/30票獲得。
Aサイトは約21アクセスで1票。
Bサイトは約1.5アクセスで1票。
Cサイトは約13アクセスで1票。
Aサイトの得票率は妥当だろうと思うけど、Bサイトのは、完全な組織票だろうね。
リロードする毎に回るカウンタだと、ユニークアクセスよりカウンタの数字が多くなるので、1票あたりのアクセス数は±3ぐらいの誤差を見なければならないと思うのだけれど、1.5アクセスで1票は、やっぱり特殊なケースだと思う。
作品の質はA>C>Bって順だね。(独断的評価)

はっきり言って、Bサイトは漫画サイトというよりコミュニティサイトに近い。
友達のサイトをみんなで応援して、ランキングの上位に入れちゃおうっていうのだろう。
それも悪いことではないと思う。
そういう友達のいない僕からすれば、うらやましい限り。
でもね。
前後にランキングされているサイトの作品と比較すると、クオリティでかなり見劣りするので、むしろ贔屓の引き倒しになっていないかね。
僕が作者だったら「その気持ちは嬉しいけど、お願いだから余計な真似しないで!」って叫んじゃう。
人気も実力も無いのに、強烈な後援会の組織票でオールスターに出場するプロ野球選手みたいじゃない?
ただのアクセスランキングじゃなくて、マンガサイトのランキングだからねぇ…。

時々見かけるんだけど、トップでいきなり、大きな文字でアクセスランキングへの投票を呼び掛けているサイト。
そりゃ、ランキングに参加している以上、投票への呼び掛けは重要だと思うさ。
でも、そうやって上位に入れたならアクセスも増えるだろうけど、その前にコンテンツの充実を考えた方がいいと思うサイトが多いと思うんだ。
面白いサイトなら無条件で納得出来るし、こちらと周波数が合わなくてもそれなりに作り込まれたサイトなら「こういうのって人気あるんだな」って思える。
だから、間違っても「なんでこんなサイトが上位にランクされてんだ?」なんて怒られないように、もっと努力しましょうね。

アクセスカウンタの数字が増えることを喜ぶのは、絶対に間違っていない。
アクセスランキングの順位を上げたいってのも、ごく自然な感情で悪くないと思う。
でも、目立ちたがり屋の初心者サイトは、恐い人たちに攻撃されやすい点にも留意しようね。

 「HPって何さ?」の巻
Date: 2002-11-27 (Wed)
かつて旧ソ連では、ある共和国では小麦が豊作で消化しきれず、またある共和国では不作で食料が不足している、なんて事がよくあった。
物資を右から左へ移すだけで利鞘を稼ぐ「商人」という存在を資本主義的だとして(当たり前だな)軽視した結果、流通というシステムが確立できなかったんだね。
物流が価格競争という、ある種公平な方法ではなく、独裁政党の幹部の恣意でおこなわれていたんだろう。
しかし、生活に物流は不可欠なものだから、あの国ではアンダーグラウンドな連中がそれに従事することとなり、結果的に現在のロシアでは、ギャング組織のようないくつかの財閥に資本が集中している。
“生産”を重視し過ぎて“流通”を軽視した結果だね。

さて、この“生産”と“流通”をWEBサイトにあてはめると、“流通”は「リンク」ってことになる。
WEBコンテンツを作っても、見に来てもらわなければ意味無い訳だから、「リンク」の存在意義は極めて高い。
情報の氾濫するWEBから厳選したコンテンツを紹介するサイトは、さながらWEBの総合商社であり、ウォッチャーとクリエーター双方に対する支援/貢献の度合いは大きいものがあるね。
だけど、近頃そういうサイトが多過ぎない?
紹介するコンテンツを選ぶ基準に、管理者の個性が出ているサイトはひとつの“作品”と呼べるけれど、既に他の有名サイトで紹介されて充分に有名となったコンテンツを追認するだけのような紹介サイトが多過ぎる。
WEBでは次々と新しいコンテンツが誕生しているのだから、優れているのに日の当たらないコンテンツを掘り起こして紹介すべきだ。
ところが、情報源が既存の紹介サイトなんじゃない?と疑いたくなるような“二番煎じ”サイトが多いよ。
アクセスの多いサイトを作りたいけど知識も技術もありません、だから他人の作ってくれたアクセスランキングCGIを使って始めてみました、ってところが正直なところなんじゃない?
アクセスが無けりゃ張り合いが無いから、サイトの宣伝には意味があると思うけど、コンテンツ紹介サイト同士がリンクし合っていて、しかもどっちを見ても同じ情報ってのは、どうかなぁ…。
せめて、選択基準が自分のところとは違うサイトを紹介するのなら、意味もあろうかとは思うのね。
更に書くと、無料スペースを使っていて、アクセスするたびにポップアップ広告が開くところもあるけど、これはリンク集の売り物である“便利さ”に逆行しているぞ。
とても、ポータルサイトには出来ないな。

こういうリンク集サイトは“ポータルサイト”といって、ブラウザを起動した時に表示されるサイトとして登録するんだけど、こういうサイトを「ホームページ」って呼んでいたんだ。
出発点となるページの事だよね。
それが転用されて、各サイトの起点となるページも「ホームページ」と呼ぶようになってんだ。
今でも[HOME]なんてボタンを設置してあるサイトがあるよね。
ところが今では、WEBサイト自体を「ホームページ」と呼ぶようになった。
まあ、言葉の意味は変遷するものだから、世間で通用している意味を尊重するけれど、“HP”と省略するのだけは馴染めない。
“MS”がマイクロソフト社であるのと同様に、“HP”はヒューレットパッカード社のことなんだ。
別に“横河”の回し者じゃないんだけどね。

「広告の洪水」の巻
Date: 2002-11-22 (Fri)
ユーザーが多いから当然だけど、リンクで飛ぶ先がinfoseek(isWeb)であることがよくある。
御存じだろうが、この無料レンタルスペースはHTMLの上下に広告バナー、加えてポップアップ広告という、ポルノサイト並の賑やかさだ。
そのうち“騙しリンク”でQ2ダイアルに繋がれちゃうよ♪(爆)

無料レンタルに広告が付きものなのは当然だけど、ここのはちょっと多過ぎるし、広告バナーも重い!
最近HOOPS!(livedoor含む)を統合したので、ユーザーはさらに増えた。
この“広告の洪水”仕様が業界の標準になっては困りものだ。
むしろユーザーが減って、過度の広告挿入が逆効果であったとなれば、ユーザーとしては望ましい訳さ。

そこでinfoseek無料スペースユーザー諸君、広告の洪水に早く見切りをつけて、他のサーバに移りなさい。
このサイトを置いているわんぽいんとは、テキスト広告1行という仕様なのでオススメなのだ。
ただし、メールで送られてくる広告HTMLタグを、サイトの全ページに自分で貼らなければならない。
これが結構面倒なことなので、フレームによる合理化の例を作ってみた。
http://www.1point.jp/~pumpkin/test_frameset.html
当たり前のやり方だと思うけれど、どうやら知らない人もいるようなので、説明するより実物だと思って作っちゃったんだ。
参考になれば、ありがたい。
HTMLタグを自分で貼るということは、広告非表示のページも作れる訳だけど、そんなことが頻発すると業者の対応が硬化して、無料レンタルはみんなinfoseekみたいになっちゃうぞ!
常に広告が表示されている状態を作りつつ、管理/デザインし易いサイトデザインを考えようね♪

「SWF(FLASH)へ直リンクの問題」の巻
Date: 2002-11-21 (Thu)
他人の作品(フラッシュ)に直リンクして、自らのコンテンツに取り込む横着サイトが多いね。
「“いいもの”を紹介しているんだから、いいじゃないか」という言い分もあろうかとは思うけれど、それならば掲載サイトへリンクするのが筋なのだ。
ネットではリンクフリーが原則とは言え、たとえば自サイトのフレーム内に他人のサイトを無断で読み込むのは著作権の侵害にあたるという米国の判例もある。
フレーム内にBBSとかリンク集を置いてあるサイトで、リンクをクリックするとそのフレームに他人のサイトが読み込まれるなんてのは、著作権侵害なのだ。
だいたい、左側とか上部に前のサイトのメニューを残したまま、次のサイトをブラウズするなんて気持ち悪いよ。

【おまけ】
HTMLのの間に
<script language=”JavaScript”>
<!–   if (self != parent) {  top.location.href=location.href;   }  //–>
</script>
と入れておけば、フレーム内に読み込まれてもブラウザ全域を占有できます。

まあ、そういう著作権絡みの問題は措いておくとして、フラッシュを表示する方法としてSWFファイルに直リンクする方法は、望ましくない。
<a href=”×××.swf”>○○○</a> というリンク方法の事だよ。

問題点(1)
この方法でもフラッシュは表示されるけれども、本来見せたい領域(ステージエリア)以外のワークエリアも表示しちゃうんだ。
ステージの左右上下から移動してステージに入ってくるためにステージ外で待機しているキャラクタや、ステージ外にはみ出ている背景画像の見せたくない部分なんかが表示されてしまう。
演劇で言うと、本来幕で隠されていて客席からは見えない舞台のソデの部分を、観客に見せているようなもの。
作者が自分でそういう見せ方をするのなら仕方無いけど、他人が作者の意図に反する表示方法をするのはよろしくない。
SWFファイルへの直リンクを嫌がるフラッシュ作家が多いのは、専らこのためだと思うよ。

問題点(2)
SWF直リンクだと、FLASH PLAYERのバージョンが作品の仕様より古い場合や、FLASH PLAYERが適正であっても送信するサーバがSWFファイルのヘッダに余分な情報を付加してブラウザがSWFファイルと認識出来ない場合に、ブラウザはバイナリファイルを強引に文字化して表示するから、意味不明の変な漢字のオンパレードが画面一杯に広がる。
WindowsのInternet Explorerの場合はobjectタグがあればActiveXコントロールが自動的にFlash Playerをインストールしてくれるし、Windows+Internet Explorer以外では、embedタグにplugin情報を入れておけば、Flash Playerダウンロードサイトにリンクされる。
SWF(FLASH)はWEBの標準仕様ではなく拡張仕様なので、きちんとタグを記載したHTMLファイル上に置くべきなのだ。

問題点(3)
WindowsのInternet Explorerはどうか知らないけれど、僕のMacintoshでは、Mozilla(=Netscape)でもMS Internet Explorerでも、SWF直リンクの場合、ステージエリア全部が表示されない。
ステージエリアの外縁部がブラウザの領域に入らないのである。
ブラウザを拡大してもFLASHが拡大されるので、絶対に見ることが出来ない部分が発生する。

作者自身がSWF直リンク方式で作品を公開しているようなサイトは、作者のレベルが低くて見るに値しない作品だから問題にしないけれど、第三者がSWF直リンクで作者の望まない表示方法を採るのは、作った者の尊厳を冒涜しているので絶対にやめようね。

「JPEGが使えない?」の巻
Date: 2002-11-19 (Tue)
無料で自由に使えるものとして広く普及しているものに、ある日突然使用料が必要となったりしたら、そりゃ困るわいね。
そんなことが、技術の集積で成り立っているこのインターネットってヤツには起こりうるんだね。
技術の集積ってことは特許の集積ってことなんだもん。
たくさんあるみたいだけど、とりあえずお絵描き趣味人が騒然となったのが、例のGIFのライセンス問題だよね。
インターネットで最も普及している主力画像形式の、その圧縮/伸長理論が米国企業の技術特許だったってヤツさ。
はじめからロイヤリティが必要だと知っていたら、こんなに普及はしなかっただろうね。
最初は特許使用料なんて要求していなかったんだけど、普及して“銭になる”って思ったのかねぇ。
さて、もうひとつのインターネット標準画像形式JPEGでも、似たようなことが起きているみたい。
JPEG 特許料の徴収開始で論争必至とか突如動き出した「JPEG特許」の大きな波紋とか読んでみてちょんまげ。
経済誌なんかJPEG特許で アレも売れないコレも売れないなんて特集を組んで、危機感を商売のネタにしている。

当然これに対する猛反発もある訳で、下記のようなバナーまで作って反対運動を始められた方もいる。

バナーにリンクを設定してあるので、このサイトを見て下さい。
とても真摯な姿勢で問題の全体像を教えてくれます。

JPEGが自由につかえなくなるの?と不安になるけれど、とりあえずこの記事を読んで一安心、といったところです。

「オリジナルドメイン」の巻
Date: 2002-11-17 (Sun)
あまり使われないだろうけど、親しみのある(爆)名前でドメイン検索をしてみた。

omanko.com  残念ながら既に登録されています
omanko.gr.jp 今すぐ登録できます
omanko.net  残念ながら既に登録されています
omanko.org  残念ながら既に登録されています
omanko.or.jp 今すぐ登録できます 【医療法人に限る】
omanko.jp   残念ながら既に登録されています
omanko.co.jp 今すぐ登録できます
omanko.ne.jp 今すぐ登録できます

こんな名前も既に登録されているのか…
【医療法人に限る】ってのは、やっぱり産婦人科なんだろうなぁ。

 「無料/無広告のレンタルスペース」の巻
Date: 2002-11-16 (Sat)
ネットサーフで何が煩わしいかと言えば、あのポップアップ広告である。
これを嫌う人が多いことは、ポップアップ抑制ソフトなどが普及していることでも解る。
僕の「WEB紙芝居」サイトでは、作品をポップアップ窓で見せるようになっているけれど、この仕様を僕はとても気に入っているのだ。
だからポップアップ抑制ソフトのユーザーが増えるのは誠に困ったことなんだけど、そういうソフトを入れたくなるWEB環境であることは事実であり、なんと言っても諸悪の根源はポップアップ広告なのだ!
ポップアップ広告が気に入って、そういう無料レンタルスペースを使っている訳ではないだろう。
探せば、広告無しの無料レンタルスペースだってあるのだ!
…と云うことで探してみたよ。
※FTP不可のスペースは使い勝手が悪いので除外する。

FLASHUP 「WEB紙芝居」サイトがお世話になってます
容量50MB CGI3個まで 完全審査制

chobi.net
容量10MB CGI/PHP3個まで 抽選

IR UNION
容量25~500MB(!) CGI/PHP可 クリエータ限定抽選(週1名)

SunSeagull FREESPACE Service
容量無制限(!) CGI可 ※ここはいいかも

Web-G
容量無制限(!) CGI不可 創作静止画像制作者限定

ゆんこむ
容量10MB CGI可 クリエータ専用

まあ、広告無しってのは非営利な訳で、利用者を抽選にしたり審査制にしたりしてます。
簡単に借りられて広告無しってところは、個人運営のサーバだったりしますので、急遽“閉鎖”に見舞われる場合もあり、注意が必要です。

営利サービスの方が安定しているかも知れません。
その場合に検討して欲しい無料スペースとして、テキスト広告のサーバを挙げておきましょう。

わんぽいんと
容量50MB CGI可 この日記のあるサーバです(爆)

GOODKEY.NET
容量無制限(!) CGI/SSI/PHP可 メールアドレス付
※上下にテキスト広告入りますが、広告非表示タグ有り(悪用厳禁)
いいかもね!

 「PNG(ピング)って知ってる?」の巻
Date: 2002-11-15 (Fri)
現在、WEBブラウザで画像を表示しようとする時に使うフォーマットと言えば、JPEG、GIFと、そしてPNGがあります。
PNG(Portable Network Graphics format)とは、インターネットで画像を扱うために生まれたフォーマットであり、W3Cに承認された、世界標準の規格です。
※詳しくはわかりやすいPNGの話 for Webを見て下さい。

規格としてはGIFよりもずっと優秀なんですよ。
…でも、あまり普及してません(涙)

僕の運営しているサイトでは、静止画像は全てPNGです。
GIFのバナーをいただいても、PNGに直して掲載しています。
GIFと同じ256色なら、8ビットPNGの方がファイルサイズを小さく出来るのが魅力です。
そう、PNGは拡張性に優れていて、24ビットPNGならば1677万色、48ビットPNGならば280兆色(!)まで表現可能です。
どうせ重たいファイルサイズのCGをサイトに掲載するのなら、JPEGではなく24ビットPNGの方が、シャープで奇麗なんですけどね。
ファイルサイズをコンパクトにするのなら、GIFより8ビットPNG、作品を美しく公開したいのならJPEGより24ビットPNGがお勧めなのです。
PNGって、WEBでの画像表現のために生まれた規格なんですから。

【参考サイト】
PNG普及プロジェクト JAPAN(PNGについての老舗です)
PNGをつかおう!(初心者向け)
次世代画像フォーマットユーザーズグループ(技術系)

 「僕の世代、とりとめもなく」の巻
Date: 2002-11-11 (Mon)
40を超えてなお、ノンポリ(死語か?)の僕でさえ、近頃は“国の守り”などについて考えてしまう。
北朝鮮による拉致事件についての、度重なる報道に触発されての事だから、以前から真剣にこういう問題について発言してきた人からは、怒られちゃうかも知れないけどさ。

僕の世代の上に“団塊の世代”ってのがあって、この世代の人たちの若い頃は、ともかく米国が悪者で左翼思想が正義みたいな風潮だった。
ほんとうはもうちょっと複雑だったんだろうけど、中途半端に子供だった僕の印象では、ともかくそうだったんだ。

僕の子供の頃、クラスメートの間で「毛沢東語録」という赤尾の豆単(死語か?)みたいな赤い小冊子を持つのがちょっと流行ったりもしたけれど、今時の子供の中にも新興宗教に染まってしまう子がいるような、まあそんな存在で、普通の子供たちは高度経済成長と詰め込み教育/受験戦争の狭間で、天地真理ちゃんの下敷きを集めたり、いろんな香りの消しゴム集めなんかに没頭していたものだ。
僕は戦闘機や戦車のプラモデルを作るのが大好きで、「紫電改のタカ」なんていう漫画を愛読し、その真似をしてノートに戦争漫画なんかを描いていた。
当時はまだ縁日なんかで、初老の傷痍軍人がアコーディオン弾きながら義援金を集めていたし、漫画雑誌には戦記物が多く掲載されていて、“戦争って酷く悲惨なもの”だという一種のアレルギーが体内で醸成されつつあったように思う。
でも反面で、兵器の持つ合理性や、国によって個性が別れるデザイン、色彩の面白さに興味が尽きなかった。
僕の世代が「宇宙戦艦ヤマト」に魅せられ、「ガンダム」を生み出したのも、そんなアンバランスな心情だからかも知れない。
つまり「戦争はいけないこと」だと知っているけど「兵器を使ってみたい」という、理性と性欲の葛藤みたいな(そうか?)そんなヤバイ感性を世に広めた世代なんじゃないか。
少なくとも、ゴジラやウルトラマンを生み出した僕らよりひとつ前の世代ほど、社会性や問題意識を持っていないように思える。
それによって社会を変革しようとか、理想を広めようとかじゃなくて、あくまでも趣味的感覚を満足させることに傾注していく。
原発反対運動や三里塚闘争が、あの安保闘争のようにはならなかったのは、先輩世代の敗北と転向を目の当たりにした事もあるけれど、世代文化としての個人主義、趣味人気質にあるように思うんだ。
これは僕たちの後の世代に受け継がれていき、“新人類”(死語かい?)と呼ばれた世代を生み出していった。

架空の未来に仮託した“戦争”ならば、子供の頃に植え付けられた戦争アレルギーは反応しないし、思いっきり自分の感性を追求した兵器のデザインが出来る。
昔より金型技術が進歩しているから、玩具メーカーからのクレームもあまり気にしないで作れるな。
たとえ物語の中で戦争の悲惨さを描いてみせたって、本質的なテーマは「かっこいい兵器」。
媒体がアニメで舞台が未来では、そこに悲劇や葛藤を詰め込んでみたところで、平和を希求するようにはならない。
我々の目を楽しませるのは見事な兵器デザインであり、美しい戦闘シーンなのだから、あの世界の戦争は終わらないで欲しいと、自分の気付かない深層では考えているはず。
まったく、平和国家のテレビアニメに、戦闘シーンのなんと多いことか。
製作現場は僕らよりずっと若い人たちばかりだろうけれど、統括する部署の人間は僕の世代のはずだ。

戦争放棄を憲法で謳っている平和国家だけれども、僕の世代以降の反戦意識が“情報”でしかなくなっているのは、もともと我が国の「反戦」が「厭戦」でしかなかったからじゃないのかな。
僕の世代が暗黙に埋め込まれた戦争アレルギーの源泉は、“被爆”であり“戦災”だったと思う。
体験者から語られた世代だから身に染み込んではいるけれど、それって「被害体験」に他ならず、体験は感覚だから未体験の者にそれを引き継ぐのは無理だ。
感覚を意志に昇華させて反戦を訴えようとする人たちを揶揄する訳じゃないけれど、過激な被害体験から生じた大いなる厭戦感で作り始めた平和国家を、そのままの手法で継続していく事はとても出来ない。
それに、反戦/平和の原点が大いなる厭戦感(被害体験)ばかりで、他国に神社を建てたり日本語教育を実施したりといった(もっと酷いこともしたみたいだけど)加害者的分野を総括していないから、国民は「よく知らないけど昔は悪い国だったらしい」程度の知識しか持てず、近隣諸国の“我が国から被った被害体験を勝手な史観で過大評価する脅し”に対抗出来ない。

戦争体験を持たずに指導者世代になりつつある僕らには、もはや「体験」と言う感覚では戦争を語れないけれど、身に染み付いた“厭戦感”が無いから、ニュートラルなポジションから国家の防衛について考えられるかも知れない。
“専守防衛”だなんて言ったって、守備ばかりでは敗北以外に戦争を終わらせることは出来ないと思うし、国際関係ってのはヤクザの縄張り争いみたいだから、“非武装中立”なんて臆病者の方便でしかないようにも思う。
昭和元禄で腑抜けになってはいるけれど、国際情勢も経済状況もヤバくなっている今こそ、「したたかな平和主義」を確立しなくちゃいけない。

…などと書いてはみるものの、子供にお金がかかる世代でもあり、日々の暮らしに追われて、結局は亡国の世代となってしまうかもね。(合掌)

「暇つぶしサイト」の巻
Date: 2002-11-10 (Sun)
WEB紙芝居に“Gokoo!”という作品を追加した。
クダラナイ内容だけど、暇つぶしにでもなれば成功だろう。
「暇つぶし=退屈しない」と思うのだよ。

僕自身、「こりゃ面白い」と思うサイトなんてなかなか無い訳で、無目的にネットを徘徊して時間の潰せるサイトがあると、それだけで満足するし作った人は偉いな~って思っちゃう。
閲覧者を退屈させないのって、そりゃもう大変だと思うのです。

掲示板にちょくちょく書き込みが出来る程度の交流がある場合は、その掲示板そのものが退屈しのぎ(暇つぶし)の材料になるんだけれど、コンテンツで「赤の他人をして退屈をしのがせる」って~のは、並み大抵の事じゃござんせんぜ、旦那(爆)。

やっぱり“その道に造詣の深い”類いの方のサイトってのは、凄いものがあります。
優れたコレクターサイトなんか、ぼ~っと見ていても退屈しませんね。
WEBデザインがいい、というのも要因でしょうか。
色々と手を出していてメニュー“テンコ盛り”のサイトは、ちょっと敬遠しちゃいますね。
「疲れる=退屈が助長される」という予感が働いてしまうので、階層の深いサイトのその奥深くまで達するのは“何かについて知りたい”場合に限ります。
また、多趣味なうえにその全てに達人なんて方はそうザラに居るものでは無いので、脈絡無くメニューが多岐にわたるサイトは、だいたいどの分野も程度が浅いものです。
WEBサイトを作っていると、メニューを増やしたくなるのが人情なんですけどね。
世界中のWEBサイトの98%は類型から発展したものですから、どこかで目にしたコンテンツを「自分もやってみたい」と思って始めることはとても大切です。
それが更なる発展に寄与する場合もあり得る訳で。
ただし、始めたら深化させましょう、と自戒を込めて書いておきます。

僕のWEBにおける活動はFLASHを使ったヘッポコアニメだから、とりあえず有利だよね。
結果的に「あ~くだらね~」って事になっても、見終わるまではとりあえず暇つぶしになるもの。
ただ、読み込みに時間がかかったあげくにツマラナイと、僕だって作者に殺意を抱くぐらいだから、軽いファイルサイズにしようと心掛けている。
だって、まだ死にたくないもん(笑)。
殺されない目安として、ISDN 64Kbps を基準に考えて200KBまでかなって考えてます。
だからWEB紙芝居には、BGMを入れたりしないのです。
軽い効果音は入れる時もあるけどね(苦笑)。

 「“ワンポイント”を借りよう!」の巻
Date: 2002-11-09 (Sat)
WEB上の無料レンタルサービスってのは、ほんとうにありがたいものです。これが無ければ、今日のような百花繚乱のWEBサイト文化は、生まれていなかったんじゃないだろうか。

無料レンタルと言えども実はビジネスな訳で、その収入源は“広告”なのです。
多くの無料レンタルサービスは広告をHTMLに埋め込む方式を採っていますが、無料スペースレンタルの場合、この広告がサイトデザインを損ねてユーザーを悩ませたりします。
タダで借りていて申し訳無いけれど、フレーム化した時や、ポップアップを使った小窓表示に、もれなく広告が挿入されたりすると、ほんとうにウンザリしますよね。
こういうWEBデザイン上の支障に配慮して、広告非表示タグ等を準備してくれている良心的な業者もありますが、それを悪用して広告が一切表示されないページを作る悪質なユーザーがほんとうに多い!(怒)
レンタルの規約を守らないくせに、自分の作品の著作権を謳う素材サイトや漫画サイトは、何を考えているんだろうね。
一般的に広告非表示が許されるのは、広告非表示のフレームやポップアップと、広告が表示されたメインフレームが同時に存在する場合のみです。
これは無料レンタル業者の立場になって考えてみれば、至極当然に理解出来る話でしょう。広告がブラウザ上から姿を消すような状態を、広告収入で運営する業者が望むはずは無いのです。
この広告非表示を悪用して、ほとんど有料スペース然として使うユーザーの存在が、結果的に無料サービスの質を変えてしまう恐れがあります。
レンタル容量の大きさと並んで、この広告表示方法(部分的に非表示を許す方針)を業者が選択するのは、これによって多くのユーザーを誘致したいからですが、広告を排除されてしまってはユーザーが増えても広告クリック数は伸びません。

WEBデザインへの配慮から、ユーザーページへの広告埋め込みをおこなわず、ポップアップ形式で広告窓を付けている業者もありますが、ポップアップ抑制ソフトやブラウザの読み込み制限機能により表示を妨げられるケースが多くなり、広告効果が下がっている模様です。ページを移動する度に、消しても消しても出てくるポップアップ広告は、ほんとうに鬱陶しいものですから、閲覧者側がソフトやブラウザの機能でこれを排除する気持ちはよく理解りますけどね。
拡張子を“shtml”にして、HTML埋め込み広告の自動挿入を免れる方法もあり、ユーザーと業者のイタチごっこは続きます。

“isWeb(infoseek)”の如きは、ポップアップ広告に加えてHTML上下に埋め込み広告、ユーザーにはメールマガジンの購読義務という鬱陶しさです。
HOOPS!とHOOPS!サーバに入っていたlivedoorスペースが、このisWebに統合されてしまいました。
COOL ONLINEも近い将来、そうなるでしょう。
無料レンタル業者のクライアントに対する“売り”は、全体の総ヒット数と広告クリックの確率でしょうから、統合により巨大化していくあの鬱陶しい広告入りの無料レンタルが、業界の勝者となることは避けられないでしょうが、右へ倣えとばかりに他の業者の広告表示方法がisWeb並になったら、ほんと嫌ですね。

さて、この日記サイトを置いている“ワンポイント”は、index.htmlにのみ一行のテキスト広告を入れる義務がありますが、その他のページに広告表示義務はありません。
【補足】
僕が借りた当初はそうだったのですが、現在は全ページに広告を入れなくてはなりません。
ファイル置き場にする悪質なユーザーが多いのでしょうね。(苦笑)

この方法でどれだけのメリットがあるのか疑問なのですが、恐らくはこの仕様で多くのサイトマスター(とりわけアクセス数の多いサイト)の移転を促し、総ヒット数を稼ぐ目論見なのだと推察します。
ゲームやお絵描き、画像アップロード系は違反ですが、CGIも使えて容量50MBが借りられます。
“広告の洪水”isWeb(infoseek)をやめて、この“ワンポイント”に引っ越して来ませんか?
ただし、違反ユーザーが多いとisWebのようになってしまうかも知れません。
規約を遵守して、このサーバを守り立てましょう(爆)。

 「心機一転、始めようか」の巻
Date: 2002-11-08 (Fri)
広告1行だけの無料サーバが借りられた!
しかも、広告表示義務はトップページだけだと言うから、ありがたや~♪
広告表示用にゲートウェイページを作れば、後は自由なんだもん。
でも、待てよ。
何を始めようか?

…で結局、日記サイトなど始めてみた。
これなら更新も楽チンだもんね~♪
じゃ、そ~ゆ~ことで始めよう。

よ~い、どん!

とりあえず、このCGIのテストだったりするのだ…。(苦笑)