山奥に不思議な竪穴

夏になると坂本九さんを思い出す。1985年8月に群馬県多野郡上野村の山中ヘ墜落した、日航ジャンボ機の犠牲者のひとりだからだろう。乗員乗客524名中、助かったのは4名だった。生存者の証言では、墜落後しばらくの間は励まし合う人の声が複数あったと言うから、救助が早ければもう少し助かったかも知れない。
どれほどの山奥かとGoogle Earthで検索してみたら、ちかくに異様な人工物を発見した。( 36° 1’10.12″N 138°40’51.54″E)
調べたところ、東京電力リニューアルパワーの神流川発電所導水路調圧水槽だった。墜落事故の20年後に、こんなに凄い導水路トンネルが竣工していたのかと、不思議な感慨に包まれた。