綺麗な描線のための作画方法

2018年に液晶ペンタブレットを購入して、新しい自分の画風の方向性として「描線を使わないこと」にしたのは、タブレットが滑るので、紙の上のように綺麗にカーブが描けなかったことがキッカケだった。
ボヤッとしたタッチにしたかったこともあって、太いペン先で色を塗り、透明色のエアブラシツールで削っていくという作画方法できたけれど、仕事での依頼は描線があってアニメ風の彩色のものが好まれる。
そこで、ペンで線を引くのではなく、ベクター線を制御点で操作するという描き方を模索し始めた。
もはや「描く」というより手芸のような作業ではあるが、そのうちにもっと効率の良い作画方法を思いつくだろう。