人が信じるような神はいない

アフリカや南米や中東、チベットやウィグル、最近ではウクライナの報道を見ると、願わくば「神」が存在して、その力で安寧な暮らしをもたらして欲しいと思うのだけれど、どうやらそれは無理なことのようだ。
信者でない者に「信仰しない恐怖」を教義として用意し、それを信者が代行して差別や暴力で具現化するのが「宗教」の実態であり、国家的規模の宗教が滅びた国に生まれたことが、もしかしたら神の恩恵かも知れない。