「成長」の再定義
夢を追った代償として、零細企業からブラック企業、果ては巨大外資ファンドの傘下まで経験し、労働者としては最下層から最上位のポストまで経験できたのは、結果的に有意義な人生だったのだろう。 自分がたいした事のない人間だと何度も … “「成長」の再定義”の続きを読む
夢を追った代償として、零細企業からブラック企業、果ては巨大外資ファンドの傘下まで経験し、労働者としては最下層から最上位のポストまで経験できたのは、結果的に有意義な人生だったのだろう。 自分がたいした事のない人間だと何度も … “「成長」の再定義”の続きを読む
介在者を抜く「中抜き」 最終消費者相手のビジネスにおいては、流通経路で中間業者を省くことで仕入れコストを下げ、店頭価格を下げる「価格破壊」によってダイエーの中内さんが成功を収めて以来、流通経路の簡素化がすすんで消費者物価 … “介在者を抜く「中抜き」と介在者が抜く「中抜き」”の続きを読む
岬とおるの作品サイトを作りたいと考えていたけれど、故人の希望を想像するに、僕ではなくS君の手によるべきだと考えていた。 S君は岬とおるのパートナーであり、プロデューサーでもあった。岬とおるが作品と呼べる作画を残せたのは、 … “岬とおる記念館”の続きを読む
22か23の頃。この僕は、何を考えていたのだろう。
世界には民主主義の国よりも、独裁国家やそれに近い、非民主主義の国のほうが圧倒的に多い。 ソ連の崩壊で冷戦時代が終われば、世界は民主主義で覆われると思っていたけど、甘い幻想だった。国民の民主主義リテラシーが高くなるほどに豊 … “資本主義は民主主義を滅ぼす”の続きを読む
安倍晋三氏の首相時代を回想してみる。 外交面では、軍備強化や軍事同盟強化を明確にする「積極的平和外交」によって、日本の国際的地位を高めたような印象を国民に与えたことは、彼の政治方針の勝利だった。 日本国民が国外からの承認 … “安倍晋三氏を追悼する”の続きを読む
情報が溢れる社会になった現在はかえって解りやすい判断基準が求められるために、乱暴な象徴化やレッテル貼りによって、二極化に収斂する動きが生じやすい。政治家や経済人、芸能人やスポーツ選手に完全な「正義の人」もまったくの「悪人 … “安倍晋三元首相殺害事件に思うこと”の続きを読む
「節電の夏のオアシス ーエアコンを切ってボウリング場へ行こうー」というキャッチコピーは、ずいぶん前に僕が作ったものだ。 コロナ禍が下火になるとともに集客の回復を狙うボウリング場から、以前作ったポスターと同じものを依頼され … “節電の夏のオアシス”の続きを読む
「天皇家」は日本書紀の成立した時からでも、既に1300年は経過しており、実在した可能性が学術的にも高いとされる崇神天皇からでも、1700年以上の歴史がある。 そういう家系を「文化遺産」として尊重する考え方を、僕は否定しな … “君主制と切り離して皇室を守る”の続きを読む
第一次大戦でのドイツの敗戦は、多くのドイツ国民にとって意外なものだった。 東部戦線ではロシア帝国を圧倒し、ロシア帝政崩壊後の内戦を制したボルシェビキ政権が一方的に休戦したので、領土を得た勝利状態だったし、西部戦線でもパリ … “戦争に負ける「価値」”の続きを読む