コイルの初期不良

VAPEというものが思いのほか良かったため、頻繁に吸っていたところ、タバコのフィルターを焦がしたような臭いがしてきた。
どうやらコイル内のコットンが焦げ始めたようだ。
コイルの寿命は1~2週間と説明書に書かれていたけれど、僕のように頻煙してると2日でアウトなのだな。
購入時にもうひとつコイルが付属していたので、それに付け替えることにする。
と同時に、リキッドとコイルを消耗するユーザーだと自覚したので、0.6Ωのコイル5個セットとリキッド(SKULLS SRV)を注文しておく。
新しいコイルにリキッドを数滴なじませ、アトマイザーにセットしてから15分待っていざ吸おうとしたところ、パフボタンを押してもLEDが点滅するだけでミストが発生しない。
「もう壊れちゃったのか?」と焦る。
焦げ臭くなったほうのコイルに戻すと正常に作動するから、原因はコイルだな。
とりあえず、購入サイトのお問い合わせフォームに症状を書いて送ったところ、すぐに返事が来た。
コイルの初期不良と思われるので、交換品をすぐに送る」との回答であった。
コイルの初期不良は避けがたい、とも書いてあった。
さもありなん、VAPEの生産拠点が中国である以上、歩留まりは悪いだろうね。
通販サイトがすぐに交換に応じるのも、発生頻度が高いからなんだろう。
アマゾンや楽天で購入していたらこういうサポートも無く、壊れたと思い込んで諦めていただろうな。

コイルの不良で本体は無事、という結論でホッとしたものの、コイルが予想以上の消耗品であると判明したことは問題である。
初期不良はある程度検品ではじかれるとしても、個体差が大きいみたいだな。
なるほど、コイルを自分で巻くというマニアの存在理由のひとつが、このあたりに潜んでいるのだろう。
コイルに個体差があるとしても予想以上に消耗品だと知って、対策を調べるべくVAPEのまとめサイトを読んでみた。
eGo AIO のおすすめコイルは 0.6Ω だけれど、同じメーカーのアトマイザー CUBIS のコイルと互換性があり、その中の 1.0Ω のコイルを使えば、煙量は減るけれどリキッドとコイルの消耗を少しおさえられるかも知れない。
なんだ、0.6Ω のコイルを発注しちゃった後だと悔やんだものの、所詮は消耗品なので再び発注する機会はすぐに来るだろう。

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