ひきつづき偽善についての考察

前回の「宗教は善意の詐欺か」で採り上げた、キリスト教福音派と論戦を交えた人の感想に、「大抵の相手はあまりにも善人で(進化論攻撃以外では)ぼくよりもずっと高潔な人で、矛先が鈍る」とあった。僕の関心は、キリスト教福音派の人た … “ひきつづき偽善についての考察”の続きを読む

宗教は善意の詐欺か

彼は詐欺師であるが、富豪しか狙わない。彼の詐欺は必ず成功し、巨万の富を富豪から奪うが、富豪が富豪であり続けることを損なうほどの富は奪わない。しかも富を奪われた富豪も、その代わりとして経済的な力では手に入らないものを得るの … “宗教は善意の詐欺か”の続きを読む

「価値」と「意味」を司る主観

僕がFacebookに投稿した記事への他者からのコメントに、「客観的価値」「主観的価値」という文言が使われていた。ここでは、このFacebookでの議論とは別に、そもそも「価値」ってなんだろうという素朴な思いから思索をす … “「価値」と「意味」を司る主観”の続きを読む

有意義な時間を過ごすために

62歳になって時々考えるのは、やはりあと何年生きているれるか、という余命についてである。医師から病気による余命宣告が無くても、生物としての僕の寿命は統計的なデータから予想できる。運良く自然死を迎えるにしても、62歳という … “有意義な時間を過ごすために”の続きを読む

世界は矛盾の宝庫だ

どのような産業であっても、それに従事する者の家族を養っている。その産業が損なわれたら、関連する事業も含め多くの人の生活に影響が生じるだろう。人生が破壊されることだってある。この視点は常に大切なものだと思う。かつて大阪府警 … “世界は矛盾の宝庫だ”の続きを読む

ブログを書く意味について

僕がこうしてブログを書く理由は、書きながら自分の考えを整理できるからだけど、それだけならばブログとして公開する必要は無い。公開するのは、他者にも読まれ得る緊張感によって、自分自身の思索が深まるからである。 そして自分の内 … “ブログを書く意味について”の続きを読む

霊魂の存在を信じる理由

僕は霊魂の存在を信じる。 「信じる」と言うよりは「期待している」とでも表現した方が正確かも知れない。 霊魂の存在を確信できるほどの霊能力は僕には無い。 しかし「期待してもいいかも」と思える程度の体験はある。 僕が結婚する … “霊魂の存在を信じる理由”の続きを読む

真贋と評判についての考察

才能あふれる料理人がいた。 彼は厳しい修行を終え、ようやく街外れに自分の店を持った。 舌の肥えた客たちよって、彼の店は徐々に有名となっていき来店者も増えていく。 厨房は忙しさを増すが、彼はひとりで過酷な環境に耐えていた。 … “真贋と評判についての考察”の続きを読む