ヤラセが作る安心な世界
まだ僕が幼かった頃、父はプロレスの招待券をもらったけれど、母が僕を連れて行くのを嫌がったので、父は父の兄弟とプロレスを観に行き、以後「プロレスなんて八百長だ」と言ってテレビでも見なくなった。 今にして思えば、力道山亡き後 … “ヤラセが作る安心な世界”の続きを読む
まだ僕が幼かった頃、父はプロレスの招待券をもらったけれど、母が僕を連れて行くのを嫌がったので、父は父の兄弟とプロレスを観に行き、以後「プロレスなんて八百長だ」と言ってテレビでも見なくなった。 今にして思えば、力道山亡き後 … “ヤラセが作る安心な世界”の続きを読む
ボウリング場チェーンの執行役員時代、プロやアマチュアの参加費から大会運営コストを差し引いた分をプライズフィーとし、賞金原資とするプロアマ大会を企画し、プロには現金、アマチュアには商品券で対応するなら法令的にセーフであろう … “「公認賭博士」免許”の続きを読む
僕は肉体とは別に精神個性が存在するという、他人には説明できない「筋の通らない確信」を持っていて、かつて何度も様々な宗教・信条のもとで人生を過ごし、そしてこの人生を終えたあと、また別の環境で人生を過ごすだろうと信じている。 … “選択的夫婦別姓よりも、いっそのこと夫婦創姓”の続きを読む
中居・フジテレビ案件を「芸能ゴシップ」とみなして関心から外す人もいるけれど、権力勾配とか立場の強弱が生む隷属圧力や保身願望などを含む、当事者主観の同調や憶測によって構成される「客観的証拠のない社会システム」が、芸能関連記 … “上納システムが潜む社会”の続きを読む
幕末の黒船とか、第二次大戦の敗戦、ジャニーズ問題を顕在化させたBBC報道、今回のフジテレビのガバナンスについてのダルトン・インベストメンツの指摘、排他的ではないけれど閉鎖的な我が民族に変革の契機をもたらすのは、常に「外圧 … “「黒船」は「宝船」か?”の続きを読む
性加害者が監督した映画の主題歌だったからとクレームが入り、星野源さんが紅白で歌う予定の楽曲を変更させられた。 日の丸や君が代が軍国ニッポンで使われたものだからケシカラン、と同じように思われる。 昨今のクレーマーに対する過 … “上を向いて歩こう”の続きを読む
赤塚不二夫先生のキャラクターで目玉の繋がった警察官がいるけれど、彼の名前は白塚フチオといい、公務員ではなく民間人なのだ。実は、個人で交番を営む民営警察なのであった。 銃器を携帯使用できる米国では私立探偵が民営刑事のような … “民営化と私物化”の続きを読む
2024年度から、民法から女性の再婚禁止期間が消えた。DNA鑑定の進歩で血縁関係の査定が正確になったこともあり、法律の定める嫡出推定制度が形骸化したからだろう。 さて、平安時代前期ぐらいまでは、異母兄妹の婚姻は認められて … “皇統の男系男子相続主義は占領政策か(笑)”の続きを読む
「ルサンチマン」とはニーチェの用語。被支配者あるいは弱者が、支配者や強者に対して蓄積してきた憎悪や妬み。この心理のうえに成り立つ同情や共感。 封建時代から日本の民衆に文芸や芸能によって培われた「判官贔屓」という心情も、ル … “ルサンチマン”の続きを読む
小泉進次郎氏への不躾な質問で注目されたフリーランスジャーナリストの田中龍作氏。翻訳家の妻に養われながら、自由な報道活動を続けるこの人の素性は謎に包まれている。 ここの記事から受ける印象では、僕と同世代か少し年長の左翼学生 … “田中龍作というジャーナリストを知る”の続きを読む