小室圭氏の報道に対して思うこと

メディアの取材って相当にしつこくて、対象者のストレスってたいへんなものになるらしい。
芸能人のようにマネージャーやスタッフに守られるわけでもなく、政治家のように高級病室に入院して面会拒否もできないとなると、アンガーマネジメントがとても大切だろう。
しつこい取材に腹を立てて、無視したり怒鳴り散らしたり水を撒いたりすると、メデイアは格好のリソースを得たとばかり報道し、天下の悪者という印象操作は覆せないものになっていく。
そう考えると、松本サリン事件で多くのメディアから犯人と決めつけられた河野さんは、ほんとうによく耐えたと思う。
報道の商品化がすすみ、「真実」が発見されるものから製造されるものになっていることを、我々庶民は肝に銘ずべし。
小室圭さんはただの普通の青年であって、それ以上でもそれ以下でもあるまい。
誰にも虚栄心はあり過去の失敗もあるだろうから、報道によって悪人にされ得るものだ。
報道被害を防ぐモラルを、商売として鎬を削る報道機関に求めても無理だから、国民の民度をもってこれを防ぐしか無いのだ。